突然ですが、赤ちゃんの抱っこって難しくないですか?
生まれたての息子を見て、「何この小さな生き物・・・」とめちゃめちゃビビっていたことを覚えています。
最初のころは抱っこが下手くそで、僕の抱っこでは全然泣き止んでくれませんでした。
でも、たった一点に気を付けるだけで収まり良く抱っこができたのです!
今回はその方法についてご紹介していきます。
僕はこれで何倍も楽になり、息子も腕の中ですやすや眠ってくれるようになりました。
抱き方が全くわからないお父さん・お母さん向けになると思います!
- 子どもの首をヒジに乗せる
- 子どもと密着させる
- 安定すれば、片手で抱っこできる
ダメな例:手と手首で抱っこ
ここからは2ヶ月半の息子に協力をしてもらって再現します。
少し極端な例ですが、子供が生まれた当初の僕はこんな風に抱っこしていました
最初は自分で抱っこするのも怖く、妻に乗せてもらっていたのでこんなダサい抱っこでした。
この抱っこはやらないでくださいね!
安定しないので危ないですし、抱っこしている方も腱鞘炎や腰痛を引き起こす可能性が高くなります。
この抱っこの問題点は、息子の首を手・手首で支えている点です。
僕の場合は、首がすわっていないので手で支えたくなる傾向があったんです。
子どもを抱っこするという恐怖心があるんですよね。そのぶん体から離して抱っこしちゃうんです。
手・手首抱っこだと子供との距離が離れてしまい、その不安からなのか泣いちゃうことが多いんですよね。
成功例:「子供の首をヒジに乗せる」ことを意識する
先ほどの抱っこだと、僕も息子もお互いにどこか居心地悪い。。。
そこで、保育士の妻にアドバイスを聞いてみたところ、たったひとつの方法で劇的に抱っこしやすくなったんです!
首をヒジに乗せて安定させる
『子供の首を自分のヒジに乗せる』
たったこれだけで、抱っこがすごくラクになりました。
息子の居心地も良さそうです。
写真の矢印部分をご覧ください。先ほどの写真との違いは右手です。右肘に子供の首~頭を乗せています。これだけで安定感が段違い。
こうすることで自然と密着するので、子供に安心感を与えられるようです。
ただ、これだと左手が窮屈かつ抱っこ中に暴れられると危ないので、最終的には次の写真のようになりました。
下から回していた左手を上から回すことで、安定感・密着度がさらに増し、抱っこに対する恐怖心も和らぎます。
場合によって足の間から左手を入れることもあります。
次の写真のようにすれば密着しやすく、息子も暴れません。密着度が高く、二人とも汗だくですが…。
写真の矢印部分のように、子供の手を自分の脇の下へ逃がしてあげることがポイントです。
次の2枚の写真を見ると、抱っこのやり方による違いがわかるはずです。
手首に乗せている初期の頃の抱き方(1枚目)と肘に乗せている今の抱き方(2枚目)です。
2枚目の写真だと安定しているように見えますよね?
(初期の抱き方)
(改良後の抱き方)
ちなみに、当初の僕の抱っこはこんな感じでした。息子は生後1週間ほどです。
見てわかる通りどちらもヒジに乗せておらず、2枚目に至っては手首に頭を乗せて肘がガラ空きです。
「とにかく首を守らなきゃ!!!」
という意識で手で支えちゃうんですよね。
でも手じゃないです。ヒジで支えるんです!
片手で抱っこできれば安定した証拠
この『ヒジに乗せる』抱き方ができれば右手一本で抱っこすることもできます。むしろ片手で抱っこできないなら、安定性に欠けています。
以下の写真は息子が少し暴れていますが、それでも片手でいけますよ。
片手が空けば左手でタオルとったり、ミルク作ったり。かなり便利です。
新生児期は両手で抱っこしてくださいね!うちも息子の首がほぼすわってから片手だっこにチャレンジしています。
腱鞘炎予防につながる
ヒジに乗せることで、手首への負担がだいぶ軽減されます。そのため、安定感と同時に腱鞘炎予防にもなりますよ!
ヒジに乗せると腕全体を使うようになるんでしょうね。そのぶん二の腕の筋肉をよく使うようになります。
腱鞘炎予防としては「バランスボール」も便利です。
バランスボールに座って抱っこをすれば重さを腕全体で感じる必要もなくなりますし、なによりめっちゃ寝てくれます。
固定リングつきのものにすれば安定するのでオススメです。
寝かしつけの際は、バランスボールがないと我が家はやっていけませんでしたね。
息子はバランスボールの揺れが気持ちいいみたいです。
抱っこが安定したら一緒に遊ぼう
抱っこが安定したら、子どもと遊んでみませんか?
赤ちゃんのころって遊べないイメージですが、意外とできることは多いです。
この本は僕のバイブルです。
新生児~2歳までの遊び方がいろいろ載っていて、めちゃめちゃ参考になります!
「ねんねのころ」「くびすわりのころ」「おすわりのころ」と成長によって遊びを紹介してくれているのでわかりやすいです。
実際に本の遊びをやってみているので、こちらも読んでみてください。
まとめ:ヒジと密着で安定感バツグン
安定感のある抱っこは「ヒジに乗せる」「密着する」を意識するだけ。
僕はこの感動を今後も忘れないでしょう。
「ヒジに乗せる」という簡単なことなのに、目の前がパーーっと開けたイメージですね。
- 子どもの首をヒジに乗せる
- 子どもと密着させる
- 安定すれば、片手で抱っこできる
子どもによって、親によって、抱っこが落ち着くポイントは異なると思います。
「ヒジに首を乗せる」ことさえ気をつければ安定はすると思うので、ぜひお子さんと二人ともが心地よいポイントを見つけて見てください。
赤ちゃんの抱っこは、子どもと親の初めての共同作業なのかもしれませんね!