こんにちわ、リチャ(@papa_ritya)と申します。
『男ってなんでこうなの!?って思ってるママさんの疑問に答えてよ』
という話を妻に持ちかけられたので、男代表として僕なりにお答えしていこうと思います。
今回は新たな試みとして昔の自分と今の自分の2パターンで返答していきます。
Twitterではたまに「私の夫もリチャさんみたいに積極的ならよかったのに・・・」と言っていただけますが、僕はそもそもそこまで出来た人間ではありません。
妻に鍛え上げられて今の『家事育児に積極的なリチャ』が出来上がったのです。
そんな訳で今回は『変貌前の昔の自分だったらこう答えていただろうな』という形で昔の自分になりきって答えていこう。
・・・・と考えたのですが、昔の自分って2000%ブログなんて書かないんですよ(笑)
なので『妻に言われたときに対する反論』として書いていきます。今回妻に言われた疑問も実際に言われたことがあるものも多いので。
ちなみに、胸糞悪い部分もあるので注意して下さい(笑)
なんでゲーム(テレビ、趣味)やめないの?
『家って自分が自由にできるところじゃん?』
男はみんなこう思っているんじゃないですかね。それは一人暮らしだろうと夫婦で暮らしてようと子供が生まれても変わらないんですよ。
自由にできるのは家だけ。だから何してもいいじゃねーか。
この言い分は半分正解、半分不正解です。今ならわかります。
自分の自由な時間は『あるもの』ではなく『作るもの』なんですよね。家事育児などやることやった後に自由時間があるんですよ。
最初から自由時間はあるものではないのです。ここらへんがわかっていない男性は多いです。
僕は妻に「夫婦は一番身近な他人なんだから一番気を使わなきゃ成り立たない」と言われたことで気づきました。
ただ自由にしたいだけなら結婚しない方がいいですし、家事をして欲しいなら家政婦でも家事代行でも雇えばいいと思いますね。
女性が家事してるの見て何も思わないの?
手伝って欲しいなら手伝ってって言えばいいじゃん。なんか回りくどくてイラッとするわー。
実際にこう思っていました。なんでこう回りくどく話してくるかなーって。
そりゃこんなこと言ってくる人が直球に「手伝って」と言っても絶対に手伝わないですよね。今だからわかります。
男が家事を手伝わない理由はやっぱり昔からの意識の問題も大きいのかなと。
「男は仕事、女は家庭」
「俺は平日毎日仕事。お前は一日中家にいるでしょ」
この言葉に全てが凝縮されていると思います。
ちょうど今の子育て世代(20~30代)の親世代は専業主婦家庭が多いと思うんですよね。だから、
『家事=女性の仕事』
という考えが染み付き過ぎてるのかなー。共働きになったとしてもこの意識が抜けていないのでしょう。
実際、僕も結婚当初は家事なんて一切しなかったんですよね。
「私の方が早く帰ってくるし、できるだけ私がやるよ」という妻の言葉の上にあぐらをかいていましたね。
「夫の家事は家庭円満の鍵」と僕は信じています!そこに気づけばどんなパパもやるようになりますよ!どう気づかせるかが問題なんですがね。。。
男は家事しないけど、どんな家事ならするの?
元々『家事なんてやりたくないし、やりたいと思う人がやればいいじゃん』のスタンス。家事するならできるだけラクなものがいい。という自分勝手な意見です。
僕は一人暮らしのときは掃除も料理も一切せず。洗濯だけは週一くらいでやってました。洗濯はラクなんですよねー入れて干すだけだから。
妻と一緒に住んだときも「洗濯ならやる」と言いました。結局ボクの方が家にいる時間も短くてほとんど妻がやっていたんですけどね。
はい。言い訳です。すみません。まずはラクな家事からならやっていくんじゃないでしょうか。ゴミ出しとか。
ゴミ出しなんてやってるわー!って男性も多いですが、『ゴミを出す』だけがゴミ出しじゃないんですよね。
ゴミ出し
→各部屋のゴミ集め&ゴミ出し
→台所の生ゴミ集め&各部屋のゴミ集め&ゴミ出し
と順番にレベルアップしていけば習慣付けされると思っています。僕がそうだったので実践済ですよ。
我が家はいつの間にか妻と連携とって家事をするようになりました。
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泣いてるのになんであやさないの?
息子が生まれるころには僕も変わっていたので、これに関しては予想ですが、わからないものに関しては興味を持たないし知りたくもない人間だったので、
「子供が泣いてる?俺にはどうすればいいかわからん」
とナチュラルに言っていたでしょうね。
「俺が抱いても泣き止まない」と思い込みの影響も大きいと思います。こういうパパは多いですよ。
赤ちゃんが泣いている理由で一番単純に想像できることは「お腹減ったからミルク」だと思うんです。
もし母乳で育てている家庭の場合は「腹減ってるなら俺には何もできねぇし知らね」ってなるのかなー
例えば、オムツが濡れているならオムツ替え、眠いのであれば抱っこで寝かしつけ、とパパでもやれることはいっぱいあるんですけどね。
抱っこ数分→泣きやまない→もう無理ママに交代→自分はゲーム
なんてパパも多いはず。やっぱり当事者意識が薄いせいで『育児の主役は妻』となっちゃっているんだろうなー
もう一つの理由としては、『赤ちゃんの泣きに対する明確な答えがない』ことでしょう。
お腹が減ってる、オムツが濡れてる、眠い、だた居心地が悪い、本当に体調が悪い・・・それぞれ対応してみて「あ、ただ眠いだけだったんだねー多分」みたいな。
こういう明確な答えがないことって男性は苦手だと思います。苦手だったらやらなくていいということにはならないんですけどね。ママもわからないなりに頑張っているわけですし。
飲み会行くとき何も思わないの?
当時から何も思わないことはないですよ。「妻に悪いなー申し訳ないなー」と思います。
でも、どうしても「一日くらい大丈夫でしょ」という気持ちになってしまいます。
その飲み会の2~3時間早く家に帰ってあげれば奥さんを少しラクにしてあげられるという考えに至らないんですよ。これも当事者意識の欠如です。
一回でも『一日くらい』と思っちゃうと月一が週一となり、だんだん悪びれる様子もなくなる・・・
飲み会の話に関してはこちらの記事で触れていますので参考にしてみて下さい。
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成長、発達とか心配にならないの?(気にならない?)
赤ちゃんは弱い生き物とは言っても別になんとかなるだろうし、妻が知ってるから大丈夫っしょ。
「子供と常に一緒にいるのは嫁なんだし」
これがよくある男の意見なのかなと思います。確かにそうなんですけどね。今考えると妻が倒れたりしたときのことまで考えが及んでないですよね。
子供の成長自体は気になりますが、「何ヶ月頃なら何kg」とか「何ヶ月くらいからこれができる」とかそういった発達情報は全く調べないですよね。病気や予防接種についても同じです。
「嫁がいるから大丈夫」
嫁は風邪ひかない、子供のことは何でも知ってる、嫁に任せりゃ万事OK。俺は子供の成長だけ見とくわ。ってね。
そんなうまい話があるかってんだ。それが多くの男性はわかっていない。僕もわかっていませんでしたし。
育児についてどう伝えればいいの?どうやって言われれば嫌じゃないか
これは個人差はあると思うので、僕の視点で書かせて頂きます。
僕は口出しされるのがだいっっっきらいなんですよ。
「おむつ締めすぎじゃない?」
「その抱っこの仕方苦しそうじゃない?」
やってるそばからこう言われちゃうと「じゃあお前がやればいいじゃん。もうやめた!」ってすぐ思っちゃいます。
雑だったり、知識が足りなかったりして男のやり方に物申したいのはわかります!わかりますが、そこは飲み込んでもらいたい!
妻は僕の性格を把握してくれているので、その場では言わずに僕が機嫌の良いときに「この前こうなってたからこうがいいと思うよ」と決して強制じゃなくアドバイスの形で伝えてくれます。
男はプライドが高い生き物なので、できるだけプライドは傷つけないように。
面倒臭いですか?ですよね。でもそこをなんとか・・・!できれば褒めてくれればやる気にもなります!
パパの育児参加についてはこちらの記事でも紹介しています。
なんで頼んだことすぐやってくれないの?
やる気はあるよ。でも今テレビ見てるし。ゲームしてるし。これが一段落したらやる。(いつ一段落するかはわからない)
「子供が寝ている(機嫌がいい)隙にやらなきゃ!」
この意識が男性にはないんですよね。
子供が生まれると、女性は『子供の時間軸』で動くようになります。子供が泣いたらあやして、寝ている間に自分のご飯食べて、家事して・・・
一方男性は生まれる前と変わらず『自分の時間軸』で動いています。子供が寝ていても自分のタイミングじゃないと動かない・動きたくない生き物なんです。
ここのズレなのかなと。子供が寝ていて自分達が自由に動けるということがどれだけ重要かわかっていないんですよね。
何度も言いますが、結局これが「当事者意識のなさ」なんですよね。
※2017/10/13追記
自分でこうやって書いておきながら、ゲームが原因で妻とケンカをしました。。。
子供が寝ていて自分達が自由に動けるということがどれだけ重要かわかっていないんですよね。
一番わかっていないのは僕でした・・・ごめんなさい・・・
夫婦両目線でまとめていますので両側から読んでみるといろんな発見があるのでぜひ読んで頂きたいです!
なんでタバコやめられないの?
タバコは中毒ですから、昔から吸っているとやめられない方が多いでしょうね。僕も元喫煙者なので気持ちはわかります。
僕はタバコを止めてもう4年です。
当時は妻とも交際しておらず、「女性にモテないからやめよ」という不純な動機からやめたので、どんな理由でもやめられるとは思うんですがね。。。
タバコをやめるには強い意思が必要です。「今禁煙3日目~」とか言ってる時点でだめですよね。
『子供が生まれた』というインパクトの強い出来事があったにも関わらず止めないということはもうやめられないでしょうね。。。
僕もそうだったからわかるのですが、
タバコを吸っているとなぜか気持ちが大きくなっちゃうんです。自分の好きで吸ってるんだから自由にさせろや。ってね。
やっぱり、周りへの影響、特に子供への被害についてほとんど知らないことがよくないかなと。最低でもそこは知識として勉強するべきです。
せめて、子供と一緒にいるときは吸いに行かない。子供の前では吸わない。ということは最低でも守ってもらいたいですね。
産前産後で妻を見る目が変わるというけどどうなの?
これは変わるでしょうね。しょうがないと思います。
多分どちらかというと女性は出産後に『母』に変わる影響で、男性から見る奥さんを見る目も『母』になっちゃうんでしょうね。
僕個人としては妻を見る目が変わったとは思っていません。小学生の時からの付き合いなので、そもそも夫婦という感覚が少し鈍いですし(笑)
こういう背景もあるので、僕は息子に話しかけるときは「かーちゃん」、妻に話しかけるときは名前で呼ぶようにしています。
自分も「かーちゃん」って呼んでしまうと、自分にとっても『母』になってしまって夫婦感が薄れるとしまうのではないかと危惧しています。
男側も努力は必要だと思いますよ。
妊娠~育児の情報源として何が一番参考になった?
市から配布される冊子、妻に薦められた妊娠・出産・育児に関する本や漫画、インターネットなど様々な方法で『妊娠・出産・育児』に関する情報を得ようとしていました。
その中で一番いいなと思ったものが「妊娠・出産リアル体感BOOK 助産師さん呼びましょうか?」という漫画です!
これは実際に漫画家の方がご自身の妊娠~出産に関する内容をまとめてくれている漫画となります。
全5巻で内容もラフな感じなのでサクッと読めます。そして、妊娠中の女性のマイナートラブルなども書かれているので「ほーそんなこともあるのか」と勉強になりました。
僕は活字で書いてあるものよりも、漫画好きなのでこちらの方が良いですね。
ただし!一番役に立った情報源は『Twitter』です。これは間違いない!
僕は子供が生まれてからTwitterを始めたのですが、もっと早くやっておくべきだったと後悔しています。
育児の情報はもちろん、妊娠中のトラブルや夫婦のトラブルまで多くの人の情報を知ることができます。
冊子や本ってやっぱりどこか“綺麗事”で書かれている感じがするんですよ。本を出版する上ではしょうがないとは思いますがね。
逆に本などとは違い、Twitterはみんなの『本音・ありのままの声』が聞こえます!
本では感情移入しづらかったことも、Twitterだと「うちの嫁もこう思ってるのかな・・・」と思えるようになるんですよ。
本や漫画は特別感がありますが、Twitterは一般人なので身近に感じることができます。また、リアルの友達には相談しづらいようなこともTwitterなら気軽に相談可能です。
僕のフォロワーさんの8割以上は妊婦さんまたは育児をされているママさんで、日々情報交換をしています。
もっと早くに始めていれば、妊娠中にあんなに揉めることもなかったのかなぁ・・・
パパさんはぜひTwitterを始めるべきです!たまにはTwitterで奥さんの愚痴を言ってストレス発散もいいと思いますよ!笑
僕は残念ながら妻とアカウントが繋がっているので言えませんが。え?妻に対する愚痴ですか?やだなーあるわけないじゃないですか!
以上、『男ってなんでこうなの!?夫婦あるある一問一答~昔の僕ならこうだった~』でした。