ママは「解決」よりも「共感」して欲しい!パパが共感力を身につけるには

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「夫が解決策ばかり言ってくる」

「夫が育児の辛さをわかってくれない」

そんな育児ママの愚痴を良く耳にします。そんな時に目にしたのは「共感」というキーワード。

女性は解決策は欲しくない。「うんうん、そうだね」と話を聞いて共感してくれるだけでいいらしいです。

この「共感」というワードを男目線から見ていきます。

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女性が欲しいのは共感

「女性は共感して欲しい生き物である」

これ頭ではわかっていても男にとっては難しいんです。つい解決方法を提示しちゃいませんか?

我が家でもこれでよく揉めました。これは妻が妊娠中の話。

もうしんどい。ずっとこのお腹の中の子に振り回されてる感じ。。。うぅぅ・・・

リチャ
まぁまぁ。しょうがないじゃん。頑張るしかないよ。

なんでそう現実的な話ししかできないの!?わかってんの、そんなことは!そうだね!しんどいね!って頭撫でてればいいの!!うう・・・

こんな感じでよく揉めていました。

不妊治療を始める前にも、こんなやり取りがありました(結局、不妊治療は足を踏み入れかけるだけで治療はしていないんですが)。

治療が始まったら会社休まなきゃ・・・

リチャ
しょうがないねー説明して休むしかないね。

そうだけどさ!大変になるね。一緒に考えていこうね。でいいんだけど!

当時の僕達には、この「ただ共感して欲しい妻」と「解決策をつい言ってしまう僕」の間には深い溝がありました。

男は共感しない生き物?

ここで、僕は一つの疑問が浮かびました。

「男は共感しない生き物なのか?」

いえ、そんなことはありません。男だって共感します。男友達で集まって飲み会をしているときの会話を思い浮かべてみました。

A「最近太っちゃってさー年齢かな?」

B「わかるわー俺は最近ジムに通ってる。」

C「マジか!俺は走っとるわ。今度フルマラソン出ようかと思ってて!」

AB「「おおーーーすげーー」」

みたいな会話は男同士でもあると思います。女性の共感とは少し違うかもしれませんが、これも共感の一種ですよね。

なんで男同士の会話では共感できるのに、奥さんとの会話では共感ができないのか?

これは『経験の差』です!

紹介した男同士の会話では、「年齢から太る」という経験を全員がしています。しかし、我が家の例でいう「不妊治療」や「妊娠」というものは男が経験できないものなんですね。

男は想像力が乏しいということを最近知りまして、自分が経験していないことに関しては理解が及ばないことがあるんです。

なので、大変だと思っていても心のどこかで「いや、頑張れるだろ」「しゃーねーじゃん」みたいな気持ちが働いてしまうんでしょうね。

「そうだね。大変だね。一緒にがんばろう。」という言葉が出てこないのです。

溝がなくなった出産後

超絶かわいい天使な息子が生まれて3ヶ月ですが、我が家は平穏そのものです。たまに不穏な空気は流れますが。。。

子供が生まれてから、夫婦間の溝が浅くなった理由を考えてみたところ、一つ要因が見つかりました。

「僕が育児をしているから」

これに尽きると思います。「僕が」というとなんか偉そうになっちゃいますが。。。育児をしているからこそ育児の大変さがわかります。

「ご機嫌だったのにいきなり本気で泣くことがある」
「誰が抱っこしても泣きやまないときはある」
「お風呂に入れて子供の身体を拭いている間に自分は汗だく」

育児をしていれば、誰しもが「わかる~~」と共感できる内容だと思います。

夜中の面倒しんどくない?

リチャ
わかるわー。泣き声で起こされるのやばい。朝グッタリだわ。

こんな風に妻と会話をよくしています。夜中の子供の面倒の大変さはやった人にしかわかりませんよね。やっているからこそ「わかるわー」の一言が自然と出てきます。

実際に夜中の子供の面倒を記事にまとめていますので、もしよければ読んでみて下さい!

・生後一ヶ月半、夜中の子守りをパパが擬似ワンオペでやってみた

・パパのワンオペ育児でママに睡眠を~生後二ヶ月のリベンジ編~

子供が生まれるまでは月に数回はケンカをすることが当たり前だった我が家も、お互いに育児の共感をするようになり、ケンカはほとんどなくなりました。

育児の共感が我が家の円満に一役買っていると言っても過言ではありません。

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共感の一言は魔法の言葉

「共感の一言は魔法の言葉」

これは僕が妻の妊娠中から、読まされていた読んでいた『出産・育児ママのトリセツ』という本のフレーズです。

最後に「それは心配だね」などと付け加えるようにしてみたところ、彼女のイライラが目に見えて減り、とても元気になった

出典元:出産・育児ママのトリセツ

それだけで・・・?と思いますがそれだけなんですって。言い方は悪いかもしれませんが、案外女性も単純なんだと思います。

この本によると、産後ママがしてもらって嬉しかったことは「話を聞いてくれたこと」だそうです。

育児という大変な時期に、話を聞く、共感する。それだけで家庭は円満になるのかもしれませんね。

愚痴、育児、義実家・・・夫婦のトラブルは様々ですが、この本にはそれらの話が詰まっており、読みやすくしてくれてあるので、男性に読ませるには良い本だとオススメしておきます!

僕も全部読みましたよ!
   

子供の成長を一緒に感じる

僕の妻にこの共感の話をしてみたところ、こんな答えが返ってきました。

子供が「昨日とあれが変わった」「ここが成長した」という話ができるだけですっごい気がラク。

「仕事で夜遅く帰宅するなどはしょうがない部分はある。男性が仕事をしながら育児をするにも限界はある。だからこそ、できるだけ子供についての話は聞いて欲しい。」

「子供の成長を一緒に喜ぶことができれば、それだけで一緒に子育てしている気持ちになれる。」

以上が妻の言葉です。

一緒に子供の話をして、成長を感じるだけでも共感になるんですね。これにはビックリでした。

じゃあ、子供の成長だけ見ていればいいや・・とは実際はなりませんが、忙しいときはこのポイントを抑えておくといいのかもしれません。

まとめ

お話してきたとおり、男性に共感させるには実体験をさせることが一番良いと思います。

しかし、全て体験させることは難しかったり、その時にはもう遅かったり。。。

そういうときは、紹介したような本や雑誌、両親学級などを利用して男性の共感力を磨いていくしかないでしょう。

僕も、今なら不妊治療の大変さも妊娠中の辛さも当時よりかは少しはわかるような気がします。これも今、育児に関して妻と共感しているからこそ思えることだと思います。

男性も共感力を身に着けて、家庭円満を目指しましょう!

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