この記事では赤ちゃん連れで新幹線に乗る際のポイントを実体験レポートを踏まえて紹介します。
赤ちゃんを連れての新幹線は不安ですよね?
先日、帰省のため東京~名古屋間を生後5ヶ月の我が息子を連れて新幹線に乗りました。
大人も子供もぐったりする旅だったのですが、僕なりの快適に乗るポイントを見つけたので紹介していきます。
(※東海道新幹線の「のぞみ」について書いていきます。)
予約するなら11号車 or 12号車
座席指定できるのであれば11号車もしくは12号車がオススメです!
- 多目的室(授乳可能)が近い
- おむつ台が広く使えるトイレが近い
- 連結部分が広い
- 子連れが多い
多目的室(授乳室)が近い
多目的室は鍵が開いていないので乗務員さんへの声がけが必要ですが、赤ちゃんの授乳に利用することができます。
我が家が利用しようとしたときは在室中でしたので、車掌さんが通るのを待って声かけをしました。
まさかの利用不可。この日は車椅子の方がいらっしゃったようです。その代わりに乗務員室へと通されました。
このように多目的室が使えないこともあるので、待ちぼうけないためにも必ず乗務員さんへ声をかけましょう。
乗務員室へは妻と息子だけで行きましたが、問題なく授乳できたそうです。
ちなみに、車掌さんが見当たらない場合は8号車の乗務員室へ行けばいらっしゃいます。
おむつ台のあるトイレ
11号車12号車の間のトイレは広いので、オムツ交換がしやすかったです。
他の車両のトイレにもオムツ台はついていますが、狭いので結構たいへんでした。
写真を撮るのを忘れてしまったのですが、オムツ台自体は普通です。新幹線の揺れが危ないので必ず赤ちゃんを固定するベルトは閉めてくださいね。
連結部分が広い
11号車12号車の連結部分が他の車両と比べて広いので、子供が泣いた時にあやす場所として利用できます。
連結部分は赤ちゃんをあやすパパママでいっぱいです(笑)
息子もグズってしまい連結部分で抱っこしていたのですが、何組も同じような親子とすれ違いました。謎の仲間意識が生まれますね。
子連れの方が多いので気が楽
これまで意識したことありませんでしたが、11号車12号車には子連れの方が多かったですね。
僕が乗った新幹線にも4~5ヶ月の子や3歳くらいの子がいました。
公共の場での子どもの泣き声はトラブルの元です。(子どもは泣くもんだからしょうがないという気持ちは置いておいて……)
11・12号車には親子連れがたくさんいるので、寛大な気持ちでいてくれる人が多いはずです。
こう思ってくれる方がいるだけで、親としては救われますよね。
ちなみに、車両全体が子連れしかいない「ファミリー車両」というサービスもあります。年末年始・お盆休み・GW(ゴールデンウィーク)の繁忙期限定ですが、お子さん連れで帰省などをお考えの際は要チェックです!
車両内の先頭もしくは最後部の座席
これはご存知の方が多いと思いますが、先頭もしくは最後部の座席がオススメです。
先頭座席は自分の前のスペースが他よりも少し広いです。ベビーカーも置けるほどのスペースです。
実際に先頭座席にベビーカーを置いてみた写真がこちら。。
息子は僕(写真左)のヒザの上にいて、妻(写真右)は駅弁を食べる余裕があります。
176cm、63kgの僕が座ると少し狭いですが、問題なく座れます。置いたベビーカーはコンビのメチャカルシリーズです。広さの参考にどうぞ。
最後部の場合は座席後ろにスペースがあるので、そちらにベビーカーを置きましょう。
最後部のスペースは他の座席の人も使うスペースなので、専有しないよう共有スペースとしてうまく利用しましょう。
置く際は車掌さんに一声掛ける必要もあるようです。
僕個人としては声を掛けたり他の方にも気を使うのがしんどいので、ベビーカーで多少狭くてなっても先頭座席の方が好みです。
東海道新幹線のネット予約
子連れでみどりの窓口にならんでチケット購入するのは大変なので、ネット予約をオススメします。
今回は東海道新幹線で使える『エクスプレス予約』と『スマートEX』と簡単にご紹介します。
料金が安いのはもちろん、ネット予約ならみどりの窓口の行列に並ぶ手間が減りますよ。年末年始やお盆の繁忙期でもネットでラクラク予約にしませんか?
年一回でも使うならエクスプレス予約がおトク
エクスプレス予約は年会費1,080円で入会できる「東海道・山陽新幹線ネット予約サービス」です。僕はこれで新幹線の予約をしています。
年会費はかかりますが、東京ー名古屋なら往復で、東京ー新大阪なら片道で年会費の元がとれます。ご家族利用であれば年会費を大幅に超えて安くなります。
【片道料金表】
通常料金 | エクスプレス予約 | 差額 | |
東京→名古屋 | 10,880円 | 10,110円 | 770円おトク |
東京→新大阪 | 14,450円 | 13,370円 | 1,077円おトク |
東京→博多 | 22,950円 | 21,320円 | 1,630円おトク |
見ていただければわかるように東京ー名古屋間の往復で年会費の元がとれるので、年に1回でも東海道新幹線に乗る方にとっては確実におトクになります!
- 年会費1,080円
- 年会費を超える運賃の割引額
- ネットで簡単に予約
- 予約変更や座席変更が何度でも無料
エクスプレス予約はお手持ちのクレジットカードに付加できるので、対象のカードがあるかどうかチェックしてみましょう。
>>>カードナビ|JR東海
対応しているクレジットカードをお持ちでない場合は、年会費無料のクレカを作る必要があります。エクスプレス予約用のカードと作るなら、無料で作れるイオンカードが三井住友カードがおすすめです。
たまに乗るならスマートEX
こういう方は『スマートEX』がいいでしょう。
年会費無料で登録するだけで、割引額以外はエクスプレス予約と同様のサービス(ネット予約・予約変更OK)が受けられます。
お持ちのクレジットカード(何でもOK)と交通系ICカード(Suicaなど)を登録するだけで使え、繁忙期以外なら運賃が200円引きされます。
- 年会費無料
- 運賃は200円引き
- ネットで簡単に予約
- 予約変更や座席変更が何度でも無料
エクスプレス予約とスマートEXの比較の詳細はこちらからどうぞ。
>>>「エクスプレス予約」と「スマートEX」の比較|JR東海
>>>エクスプレス予約とスマートEXを比較!これから使うならどちら?|新幹線格安.jp
子連れ新幹線での気づいた点
自分が新幹線に乗って感じた「これは注意しておかねば」という気づいた点を紹介します。
早めに駅へ到着する
ベビーカーを押しているとエレベーターやスロープを探さねばならず、これが結構たいへんです。
できるだけ早く新幹線駅へ到着しておくと安心します。僕は1時間前を目安に向かいました。
駅弁・お土産の購入、チケット発券(ネット予約だったため)、トイレ・・・とこなしていたら1時間なんてあっという間でした。
多目的室は早めに利用
新幹線を降りた後、次はいつ授乳できるかわかりません。
「降りる前ギリギリに授乳したい」というのがみんなの思いでしょう。
うちも降りる30分前に授乳したかったのですが、多目的室は既に在室。さらに1名並んでおり、結局降りるまでに多目的室は利用できませんでした。
土日や平日で変わってきますが、降りる40分~1時間ほど前からの行動が必要だと思われます。
早め早めの行動を心がける必要がありそうです。
ゆっくりできる時間は少ない
新幹線内でゆっくりできる時間はありませんでした。
僕が乗車した区間は東京ー名古屋間なので「のぞみ」で1時間40分です。
なんて思って本とiPad持っていったのですが、一切開いていません(笑)ただ荷物になっただけでした。
荷物を置く
→授乳(その間に俺は駅弁を食べる)
→抱っこを交代し、妻が駅弁を食べる
→ふぅと一息
→「てんてんてんてて〜ん♪間も無く新横浜です」
→「えっ!!?」
本当にこんな感じでした。子供と新幹線に乗るというのは考えているよりも時間経過は早いです。
おいしい駅弁を食べる
これは完全に余談ですが、今回名古屋駅でおいしい駅弁を見つけました!
『美濃味匠』というお弁当屋さんです。
天むす!名古屋といえばこれ!
味噌カツ!ボリューム満点!
だし巻きたまご!これは病みつき!
お弁当なので冷たいのに、一品一品味もしっかりついていてすごく美味しかったです!久々に駅弁での個人的大ヒットです。
子連れ新幹線は大変で疲れちゃいますから、美味しい駅弁で力をつけましょう!
まとめ
今回は僕自身の体験を元に、赤ちゃん連れで新幹線に乗る際のポイントを紹介しました。
- 11号車 or 12号車を予約
- 先頭座席 or 最後部座席を予約
- 早めの行動を心がける
- 美味しい駅弁を食べよう
新幹線の旅が快適に過ごせるかはすべて子どもの機嫌しだいですが、これらのポイントを抑えておけば快適度は上がるはずです!
子供の機嫌が少しでも良くなるように工夫してあげたいと思います。そして、大人の負担も最小限に!