先日、用があって4ヶ月の息子を連れて乗降車数世界No.1の新宿駅へ。
エレベーター位置や乗換方法を何も調べずに行っちゃったんですが……
新宿は魔界!
子連れで、ベビーカーで、新宿なんて行くものじゃないです(笑)
人が多すぎて、ベビーカーなんて押せない。
エレベーターも少なく子連れとしては不便。
そのときの様子を振り返って行きたいと思います。
ベビーカー押すだけで大変なのに、いろんなこと考えなきゃいけなくてもうパンク寸前でした!!
今回は新宿駅乗り換えのレポート&パパママにオススメの乗り換え案内サービスについてご紹介します。
息子初めての遠出
今回は大人一人でスムーズに行っても片道1時間半の遠出で、新宿駅→京王線の乗り換えでした。
息子は生後4ヶ月になりますが、外出は歩ける範囲のスーパー・病院・家電量販店しかなく、ここまでの遠出は初です。
家電量販店へ出かけた時の事は以前記事にまとめていますので、読んでみて下さい。
初ベビーカー外出の苦悩を書いています。
最近はだいたい授乳の間隔が2~3時間なので、家を出る直前に授乳をしていざ出発。
魔の新宿駅
先に感想だけお伝えするち、新宿は子供を連れて行くようなところではありませんね本当に。
出掛けたのはお盆休みの8月13日、新宿駅に着いたのは朝11時ごろでした。
人・人・人!!!人がいっぱい!人がゴミのようだ~~~!!
なんて妻と話していたのですが全然そんなことはなかったです。東京恐るべし・・・
息子を乗せてベビーカーなんて押していけない……
人の波に押されそう。ベビーカー蹴られそう。息子があぶない。
実はそういう未来を予想して、JRに乗る前に息子を抱っこひもにチェンジしていました。
ベビーカーは荷物を乗せるだけにしておいて正解でした。
JR新宿駅→京王線乗り換え
今回はJR新宿駅から京王線へ乗り換えが必要でした。
JRから京王線への一番有名な乗り継ぎ方法は、中央西口の京王線乗り換え改札だと思います。
改札出ずに乗り換えができますからね。
しかし!
一度階段を降りる必要があるので、ベビーカーは使えません。エレベーターもありません!
(次の写真は京王線側から見た写真です)
ベビーカーだと通れない所って、普通に歩いていると意外に気づかない。
ノープランで行っちゃうとこういうところで行き詰まります。
「あれーエレベーターどこだろうー?」と探しながら歩くと、人の流れに逆流したりで普通に危ない。
帰りは、あえて行きとは違う西口改札を利用しました。
西口は改札を出てしまえば京王線まで段差なしで行くことができます。
ただし!こちらもホームから改札階まで降りるエレベーターがない。結局は階段必須で西口もベビーカーNGです。
もちろんどちらの出口もベビーカーを担げば通れます。これに関しては後述します。
後で調べてみてわかったのですが、南口改札からの乗り換えならエレベーターあり、階段なしで京王線へ乗り換え可能なようです。
逆に言えば、段差なし乗り換えは南口しかできないということ。
新宿駅の乗り換えについてはこちらのサイトが参考になりました。
このルートを知らずに、どうやって階段必須の西口・中央西口から乗り換えたかって?
担いだんですよベビーカー。
何度も担いだベビーカー
新宿駅に限らず、乗り換えの駅で何度もベビーカーを担ぎました。
今回は人が多くなる前に嫁が抱っこひもで息子を抱っこしていたので、僕がベビーカーを担ぐことは簡単でした。
うちのベビーカーはコンビのメチャカルシリーズ(下記のリンクは新製品の『スゴカル』です)。
重量は5kgくらいなので軽々持てます。
というよりも、この時のためにメチャカルシリーズにしています。
畳んだり広げたりを繰り返すことを考えると、『軽い』というのは非常に助かります。
非力でヒョロヒョロな僕でも軽々持てました。何度も担いだおかげでだいぶグッタリしましたけどね。
コンビ スゴカル4キャス コンパクトエッグショック HH クラッシーネイビー
ちなみに、『ベビーカー』『チャイルドシート』『抱っこ紐』『三輪車』を購入するなら、アカチャンホンポがオススメです。
理由は『プレミアム補償』
追加料金はなく、高額商品の保険が効くってすごく助かります。
メチャカル・スゴカルシリーズは軽いとは言っても、やっぱり場所は取ってしまいます。
担いで新宿駅の階段を降りていたとき
「邪魔だなー」「どっか行けよ」
みたいな無言の圧力をヒシヒシと感じていました。
少子化対策よりもまずは周りの意識からなのかなーと思ったり…。
東京の人ってなんであんなにイライラしてるんだろう…
あ、ディスってるわけではないですよ。僕も元々イライラ組だったので。
やっぱり都心は人が多すぎるんだと思うんですよねぇ。
話が逸れてしまいました。
今回は夫婦+息子でのお出かけだったので、抱っこ役とベビーカー役と分担すれば問題ありませんでした。
これが一人でベビーカーを持ち、子供を抱っこ……になるとかなり大変。できれば避けたいですね。
ベビーカー or 抱っこひも論争
ちなみに、息子をベビーカーに乗せるか抱っこひもで抱くかはかなり悩みました。
夫婦で意見が割れたため、折衷案として両方持っていくことになりましたが、コレが正解。抱っこ紐は必須でした。
結局ベビーカーを使ったのは行きの40分程度。
大半の時間、息子は抱っこひもの中でした。
乗り換え等でも抱っこ紐にして楽だったので、ベビーカーが邪魔だったんじゃないか説もありますが…。
ベビーカーだと周りに気を遣わねばならず、精神的にかなり疲れます。小さい内は抱っこ紐メインでも良いのかなーと。
息子がもう少し大きくなると、ベビーカーなしでは無理でしょう。抱っこ紐だと、こちらの腰も持ちません。
ベビーカーの居場所がない電車内
何本か電車を乗り継ぎましたが、どの電車でもベビーカーの居場所はありませんでしたね。
正確には車椅子・ベビーカー優先の場所はありますが、先客のベビーカーがいたり。
そもそも乗客が多くてそこへ行けなかったり。
車椅子・ベビーカー優先の場所がない車両もありますからね。ちゃんと確認して乗るのがベストでしょう。大変ですけどね。
普通に乗ったときはドアの近くに置くしかなかったので、通行の邪魔になってしまいました。
今回一つ学んだのは「先頭車両 or 最後尾車両がベビーカーではベター」
一番前もしくは一番後ろのドアから入れば、席がなくて空いているスペースがありますよね?あそこにベビーカーを置くこともできます。
ただし、先客がいなければ・・・あそこは優先でもなんでもないので、人は譲ってはくれません。
優先へ行くか、先頭 or 最後尾へ行くかは好みなのかなと。
この日は居場所がなさすぎてベビーカーを畳んだ時もありました。それも息子は抱っこひもで抱っこしていたからこそなのですが。。。
当事者になるとわかるのですが、「ベビーカー優先はここの車両」というのが分かりづらい!
路線によって優先車両は異なりますし、マーク等もバラバラ。
「ベビーカー乗せられる車両はここですよー!」ってもっと分かりやすくして欲しいです。
追記(2018/06/03)
ベビーカー優先スペースがある車両に乗ると、優先スペースに先客がいたとしても、大半の方が譲って下さいます。
分かりづらいのは相変わらずですが、優先車両の方が子連れとしてはいいと思います。
息子を抱っこしていると、席を譲ってくださる方も多く、ありがたいです。
生後7ヶ月を過ぎているならコンパクトベビーカーもアリ
最近は折り畳めて省スペースになるベビーカーも多く発売されています。我が家はベビーザらスの「Iベビーマイクロベビーカー」というB型ベビーカーを購入して使っています。
折りたためば肩に担いで歩けるほどの大きさです。都内のように人が多い地域で電車移動が多い方はこのようなコンパクトベビーカーもありです。対象年齢は7ヶ月〜となります。
ほぼ同じ商品で「ココロンコンパクト」というベビーカーもあります。
エレベーターに乗ることができない
エレベーターがいっぱいで乗ることができない。よく言われますよね。
今回の外出で10回以上はエレベーターに乗る場面がありました。
その中で乗ることができたのは4回程度で、他はベビーカーを担いで階段の昇り降りをしました。
もう待つのも面倒だし、ベビーカーで乗って嫌な顔されるのも疲れるし。。。
それならベビーカー担いでさっさと階段を降りちゃった方が楽だったんですもん。
ちなみに、「階を登りたいなー」と思ってい歩いているとエスカレーターに当たることが多かったです。
そこで、「エレベーターはあっち」と案内があるとすごく助かるなーと。
「あ、エスカレーターだ」と思って周りを見渡してもエレベーターへの案内札がない場合も多く、結構困る場面でした。
ママ向け乗り換え案内サービス(2018/04/07追記)
ママ向けの乗り換え案内サービスとして『駅すぱあと for Pigeon.info』というサービスを見つけました。
乗り換え案内サービス「駅すぱあと」と連携し『駅すぱあと for Pigeon.info』サービスを開始しました。
お子さん連れやベビーカーを利用する方向けの、『やさしい経路』を案内するサービスです。
『駅すぱあと for Pigeon.info』の特徴は3つ。
- やさしさ度がわかる
- 乗り換え時間に余裕をもたせている
- エレベーター、段差、多目的トイレ情報が充実している
なんと乗り換えでの段差のありなしの情報までわかります。
利用画面を貼っておきますね。
今のところWEB上で利用でき、スマホアプリはありません。
また、『駅すぱあと for Pigeon.info』を利用するには『ピジョンインフォ』への会員登録(無料)が必要です。
初めて子供を連れて行く場所なら、まずは『駅すぱあと for Pigeon.info』で検索!
情報を確認してから行くと備えにもなるはずです。
アプリで出てくれないかな〜と思っています。
電車の遅延トラブルで困った!
帰りの電車に乗り込もうとしたら、点検かなにかで電車が止まっていました。
東京の方ならわかると思いますが、電車が遅延するとかなり混むじゃないですか?
遅延しちゃうとベビーカーは乗り込めません。
畳んでもムリです。
無理矢理ねじ込めば乗れなくはないでしょうが、良い顔はされないでしょうね。
乗客はただでさえ遅延でイライラしているわけですし。
正直そこまで考えが及んでいませんでしたねー
たまたま自分の乗る電車が止まったからこそ知ることができたのですが。
周りに何組もベビーカー子連れの方がいて、皆さん困っていました。あれはどうしようもないですよ・・・・
対応策としては
- カフェなどで時間を潰す
- 迂回ルートを探す
くらいですかね。強行突破はさすがに無理ですあれは。
運転再開してもしばらくは混むだろうし……
と考え、息子もぐずり始めていたので早く帰るために遠回りを選択。迂回路線を探して移動しました。
それはそれで、またゼロからベビーカーで行ける道を見つけなきゃいけなくて大変だったのですが…
授乳室やオムツ室のチェック
お出かけする前に、道中の授乳室とオムツ室のチェックは必ずして下さい!
本当に重要です。
「なんとかなるさ」精神で、なにも調べずに2時間の距離を移動した私たちは愚かでした。
この日、行きは特に問題なかったのですが、帰りは電車に乗る前に授乳するのを忘れていたのです。
当然、2時間の電車移動+上記の遅延による迂回ルートの間息子のお腹が持つわけもなく、電車内で泣き始めちゃいました。。。
必死でどこかの駅内や駅近くに授乳室はないか探したのですが、日曜ということもあって見つけられず。
急いで家まで帰るという選択肢を選ばざるを得ませんでした。
平日なら保育園、区役所、図書館などで可能なことが多いようです。
目的駅や乗り換え駅以外でも、数駅毎に「ここにベビー室がある」と把握しておくといつか役に立つはずです。
ご存知の方も多いかもしれませんが、『ママパパマップ』という授乳室が検索できるサイト・アプリがあったので、今後我が家でも活用していこうと思います。
ママパパマップ-母乳・ミルク育児中の授乳室検索用アプリ
Team Mamamap無料posted withアプリーチ
ベビーカー親子には優しくしよう
Twitterでもつぶやきましたが、電車移動においてベビーカーは弱者なんだなということを再認識しました。
今日の電車移動で再認識したことは
「ベビーカーは圧倒的弱者」
ってことすね。
電車降りる前に乗り込まれて降りるの大変だし、エレベーターなんて乗れるわけないし、階段でベビーカー担いでたら嫌な顔されるし。お互いが優しくできたのは子連れ同士のときだけだったなぁ。。。— リチャ@パパ (@papa_ritya) 2017年8月13日
もちろん、急いでいる人もいるだろうし、ベビーカーが電車内で場所をとっているのも間違いないですし、何も言えません。
でも、もし僕が一人の時にベビーカーと遭遇したら優しくしよう。なんかできることないか探そう。と決意しました。
妻が妊娠したときも「世の中こんなに妊婦さんっているの!?」って思ったくらいマタニティマークを見かけるようになりました。
今回ベビーカーを押して歩き、同じようなことを感じました。
「世の中こんなにベビーカーの人いたんだ!」
「エレベーターってこんなにないのか…」
やっぱり自分が体験して同じ立場にならないとわからないことはたくさんありますね。
もっと子育てしやすい世の中になったらいいのになぁ~。
この日は22時には就寝するくらい僕も妻も疲れていました。
息子ですか?元気ですよ~全然寝てくれませんでした(笑)こちとら疲れているというのに…
しばらく遠出はもういいやと思っちゃったんですけど、次は新幹線での帰省が待っているんです。。。
どうなるでしょうね・・・乞うご期待です!