男性側がセルフ育休の実体験でわかった育児休暇取得のススメ

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こんにちわ、新米パパのリチャ(@papa_ritya)です。

我が家は里帰りなしの両親の手助けなし。夫婦二人で産前産後を乗り切らねばなりませんでしたが、僕もそう簡単に会社も休める雰囲気ではありませんでした。男性で会社勤めの方であればわかっていただけるはずです。

嫁には迷惑かけるなーと思っていたのですが、様々な要因から結果として僕は出産後に約三週間程のお休みをいただくことになりました。

たった三週間ではありましたが、この長期休暇から男性も育児休暇をとるべきだと強く感じたので我が家の実例を交えてお話していきます。

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二つの要因で取得できた我が家の育児休暇

我が家の場合は二つの要因から長期休暇をいただくことができ、これが結果的に育児休暇のようになり我が家にとってかなりプラスに働きました。

こんなことなら1ヶ月だけでも育児休暇の申請しておけばよかったなーと後悔しています。

僕が長期休暇を取得できた二つの要因は以下の通りです。

  • 息子の緊急入院
  • GW(ゴールデンウィーク)

息子が生後10日で緊急入院!

息子は生後8日目に産院から退院し我が家に来ましたが、次の日の夜に38.6度の高熱!

夜間救急に電話したりして妻とあたふたしながら朝を迎え、小児科へ連れて行った結果そのまま緊急検査入院となってしまいました。4/26のことです。

僕も付き添っていましたが、会社へも連絡をしていました。すると上司が「このままGW明けまで休めば?」と言ってくれたのです。

正直な所、立会い出産等もあって出産後も数日休んでいたので後ろめたい気持ちがあったのですが、上司にそう言って貰えたので4/26~5/7の12日間お休みをいただくこととなりました。

いやーこの時ばかりは本当に上司が神に見えました!普段はまぁあれなのに・・・笑

ちなみに息子は髄液、血液、便など検査できるものは全て行った結果、なんの問題もありませんでしたのでご心配なく!

新生児は菌を生成するバランスとかで高熱や発疹が出てしまうことが稀にあるそうです。とーちゃんかーちゃんはヒヤヒヤものでした・・・

GW(ゴールデンウィーク)が重なった

元々出産予定日が4/21でしたので、妻と「GWがあるからそこまで乗り切ればなんとかなるね」と話していました。

というより「早く出てきてうまくGWと被って!」というのが二人の願いでした(笑)

結果4/17に生まれたのでちょうど退院後の生活が始まる時期がGWと被ることになり、いい感じになりました。我が家にとってはラッキーポイントでしたね。

三週間で出社したのはたった4日

妻の出産、妻・息子の産婦人科退院、息子の緊急入院、GWとあり4/17~5/7までの21日間で会社へ出社したのはたった4日でした。

しかもその内2日は早退しているので働いた時間で言えば実質3日程度。3週間の間ほぼ休暇といっても過言ではありません。

最近はパパでも1ヶ月だけ育児休暇を取る方も増えているみたいですが、結果的に僕もほぼそのような形になりました!これを僕は”セルフ育休”と名付けました。

本来育児休暇中は給料が3分の2になってしまいますが、セルフ育休なら満額出ます!なぜなら有給が余りまくっていますからね!笑

この休暇中に息子も交えた我が家の生活サイクルができつつあるので非常に有意義な休暇でしたね。懸念事項は休み明けに僕が仕事に行きたくなくなるくらいのものです。

これからパパになる方へ育休取得のススメ

今回、僕は運良くGWが重なったとはいえ三週間のセルフ育休はかなり助かりましたし、個人的にも有益な時間を過ごすことができて大満足です。息子が緊急入院したことはは想定外でしたが。。。

僕は元々育児休暇を取得するつもりはなく、妻にもそういう話はしていました(少し揉めました)。ですが、実際三週間休んでみて”男性も育休を取得すべき”という考えに変わりました。

二人目はまだまだ先になると思いますが、もし二人目が生まれるとなったときは一ヶ月だけでも育休を取ろうと考えています。

今回の長期休みを通じて個人的に良かったことをご紹介していきますので、特にこれからお子様が生まれる予定の方・里帰りなしの方は参考にしてみて下さい!

妻の大変さがわかる

僕が休みになったことで育児を二人ですることになりましたが、まだ慣れていないこともあり毎日必死です。

我が家は里帰りなしなので二人+息子で生活していますが、二人とも毎日クタクタ。僕は夜になったら即寝で、妻に任せてしまっています。

一応その分僕が昼間に息子の面倒を見るようにしてその間に妻にはお昼寝をしてもらっています。

二人でこれだけクタクタなのに僕が休みをとれていなかったらこれを妻は一人でやらなければならなかったのかと考えただけでもゾッとします。

しかもこの苦労を僕は知らないまま・・・絶対にケンカしていたでしょう(笑)

育児は大変なものですが、奥さんに任せっぱなしにならないように気をつけましょう。妻のしんどさがわかればパパも自然と育児参加できると思いますよ。僕がそうだったように!

パパとしての自覚が芽生える

息子の世話をしていくうちに「あー俺の子なんだなー」と自覚が芽生えるようになりました。そのせいなのか自ら率先して息子の世話をするようになりました。

これには正直自分でもビックリで生まれてから世話をするとは思っていましたが、妻に「これやって」と言われたことを半分使命感のような形でするんだろうなと思っていました。

しかし、フタを開けてみれば言われる前に行動。自然と息子の世話をするようになり、特に不快でもありません。

オムツ替え・ミルク作り~飲ませる・ゲップ・寝かしつけなどふつーにします。何があっても自分一番だったのに本当にどうしたんだろう・・・と自分で一番ビックリしています。

これは他ならぬ息子を目の前にして親の自覚が芽生えたとして思えない変貌っぷり。まぁ三週間のセルフ育休が終わり、自分の仕事が始まってからが本番のような気もしますけども。

嫁は夜の時間帯は全て担ってくれるつもりのようですが、夜中に息子は泣くでしょうし、眠れない日もあると思います。そこで僕はどうなるか・・・自分でも見ものです(笑)

里帰りなしの場合の妻のサポート

我が家もそうですが、やっぱり里帰りなしというのはかなりしんどいです。産前産後サポートなしは体力的にも精神的にも厳しいです。

妊娠中・産後の夫の振る舞いは全て妻が覚えていると言われており、ここの夫の行動が今後の夫婦関係を形成すると言っても過言ではないでしょう。逆に言えばこの期間だけでも妻を気遣う姿勢を見せればポイントアップ!ということです。

「俺が抱っこしても泣きやまないんだよなぁ。。。」

そんな方は家事をするでも良いんです。食器洗い、食料の調達、掃除・・・それをやるだけでも奥さんのストレスは軽減されるはずです。もちろん「俺じゃ泣き止まないから無理!」なんて言い方は絶対にダメですよ(笑)

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育休なんて取れない!というあなたへ

男性の育休取得率はここ最近2%前後で2016年のデータだと2.65%と過去最高を更新したそうですがそれでも2.65%とかなり少ない数値ですよね。しかも期間も一週間~二週間程度が多いそうで期間は短いです。

やはりこの取得率の低さの原因は「男性は育休なんて取得するもんじゃない」という日本の悪しき習慣によるものだとでしょう。実際僕の会社内、友人等を見渡しても育休を取得した男性は1人だけです。

収入の低下、キャリアが傷つく、会社に育休制度がない(育休がないことはおかしいのですが・・・)など取得できない理由は多々あると思います。

僕も男なのでその気持ちはよーーーくわかります。いわゆるブラック企業にお勤めの方は有給ですら取得できない状況かもしれません。

無理矢理でもいいので、奥さんとお子さんが産婦人科から退院したら一週間だけでもいいので騙されたと思って休んでみて下さい!育休じゃなくて有給でも良いです!

この時期に子供と触れ合っておくとかなりパパとしての自覚や責任が生まれます。そしてなにより楽しいです!絶対に損はさせません!

里帰りしていたとしても生後間もない赤ちゃんに毎日触れ合っておけば、3ヶ月4ヶ月したときに里帰りから戻ってきたとしても子供のいる生活にすんなり入れると思いますよ!

転職するのもありかも・・・

育休が取得できない、数日有給で休めすらしない。給料も低いし辞めたいと思っていた。こんな方は転職をする良いチャンスかもしれません。

まぁ僕は転職したことないですし、アドバイス全くできませんのであしからず(笑)これから子供が生まれるというのに転職ってどうなの・・・と心配になる方の方が多いはず。

なのでもちろん僕も勧めません(笑)人によってはきっかけのひとつになるんじゃないかなーと。

朝から晩まで仕事漬けで朝は子供が起きる前に家を出て、夜は子供が寝た後に帰宅。休日出勤も多く、子供が全く懐かない・・・こんな生活は僕は耐えられません。

少し給料が安くなったとしても定時に帰れて毎日子供の顔を拝める方が僕は理想です。今の会社は時間の融通がかなりきく会社なので絶対に早く帰ってくるつもりですよ(笑)

まとめ

僕の実体験から男性側の育児休暇についてご紹介させていただきました。僕はラッキーパターンで3週間のセルフ育休を取得することができました。

息子の再入院もあり、ドタバタしているうちに休みは終わってしまいましたが非常に有意義な育休となりました。

育児休暇はせっかくある制度ですから、男性も積極的に使っていきましょう!しんどい部分はありますが、僕の体験からして絶対に貴重な時間が過ごせるはずです!

男性側が育児休暇をとると

  • 育児の大変さがわかり自然と育児参加するようになる
  • パパとしての自覚が芽生える
  • 妻の機嫌も良くなる
  • とにかく子供がかわいい!
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