我が家の暖房器具はエアコンです。起動すれば暖かいのですが、いかんせん乾燥がひどい。
息子のためにも加湿器が欲しいという話になり、妻と加湿器の要望について話していました。
妻と相談しながら調べていたのですが、加湿器って値段も性能もピンきりで種類も多いんです。
これは調べるの大変だぞ……ってなことでTwitterの力をお借りしました。
夫婦二人ならほんとに寒い日以外は暖房つけずに過ごしてたけど、息子がいるとそうも言ってられない。暖房つけると空気カピカピ。加湿器必要か・・・手入れとか電気代とか色々考えることあるのね加湿器って。
もう検討も面倒やからオススメ教えてってなるw— リチャ@パパ (@papa_ritya) 2017年11月20日
いろいろお教えいただいて、本当にありがとうございます!Twitterサイコー!
せっかくなので教えていただいた「部屋を乾燥させないための7つの加湿器(+オイルヒーター)」について僕なりに調べてみました。
加湿器は何を優先するのか
最近はいろいろなタイプの加湿器があり、何を優先するかは人それぞれだと思います。
- 加湿性能
- 電気代節約
- インテリアにもなる加湿器
- お手入れのラクさ
- 空気清浄機付き
Twitterの意見としては「手入れのラクさ」を重視している方が多かったですね。子育て家庭は時間ないですもんね。
今回オススメしてもらった加湿器は特徴も様々なので、自分が何を優先したいか考えながら見てくださいね。
加湿器のオススメ
まずは純粋な加湿器を紹介します。
象印「EE-RK50」(スチーム式)
スチーム加湿器というのはお湯を沸かしているのと同じタイプなので、加湿性能はバツグン。そのかわり加湿器自体が高熱になりやすく、電気代も高いです。
代表的なのは、象印の「EE-RK50」。
スチーム式はお湯を沸かしているので、自動的に殺菌も兼ねられるためにメンテがラクですね。ほぼポットですので、開けて洗えばOKですし。
電気代は高く、月に3,000円とも言われます。
そして、加熱をするという性質上、子供が触ったりすると非常に危険。
電気代や置き場所などは考えねばなりませんが、本体の値段も安いので我が家では元々第一候補でした。
スチーム式は他の暖房器具を付けなくても、少し暖かくなるという意見もありました。
- とりあえず加湿したい人
- 見た目や電気代を気にしない人
三菱 roomist「SHE60PD」(スチーム式)
僕は加湿器について何も知らなかったですが、この『roomist』の名前くらいは聞いたことありました。
象印との違いはオシャレ度合いですかね(笑)
とういのは冗談で・・・
本体がコケても熱湯が漏れない、スチーム式の蒸気の温度が低くなる、といった工夫もされています。
17畳の他に、10畳までのコンパクト版もあります。
- 加湿性能も見た目も妥協したくない人
- お子さんが加湿器を触る危険がある人
VICKS「V105SG」(スチーム式)
次はVICKSの『V105SG』です。
VICKSって会社名なんだっけ?聞いたことあるな・・・と調べてみたら、のど飴で有名なVICKSが出している加湿器でした。
VICKSだから、部屋を加湿して喉に優しくしようってことですか。なるほど。
VICKSの加湿器『V105SG』は何より安い!見た目が不思議で、作りはしょぼく見えますが、割り切れるなら全然ありです。
この加湿器を教えてくれた方は、会社で使っていたようです。確かに会社にありそう(笑)
家で使うのであれば、寝室用などの2台目として手が出しやすいと思います。
- 見た目を気にしない人
- 2台目がほしい人
ΛzICHI(アズイチ)「HF-11」(ハイブリッド式)
「ハイブリッド式」は複数の加湿方法をかけ合わせた加湿器になります。
加湿性能は抜群だが電気代の高い「スチーム式」、加湿には時間がかかるが電気代が安い「気化式」。
加湿性能そこそこ、電気代もそこまで高くない。要はスチーム式と気化式のいいとこ取りをしたものがハイブリッド式。逆に言うと、突出したメリットが少ないかもしれません。
ハイブリッド式で紹介したいのは、このΛzICHIの加湿器です。
小さめでどこにでも置けるタイプの加湿器。
寝室やリビングなど、いろいろな場所へ移動して使いたい方にはピッタリかもしれません。
お手入れ月一回は必要。音が静かなのと加湿器自体が高温にならない点がメリットです。
しかし、Amazonでは「水漏れする」というレビューが多数ありました。加湿器に水漏れは死活問題だからなぁ…。
- スチーム式と気化式のいいとこ取りをしたい人
- 場所を移動して使いたい人
BALMUDA「Rain」(気化式)
BALMUDA(バルミューダ)の加湿器です。一度は聞いたことあるのではないでしょうか。最近ではスチームオーブントースターが人気ですね。
超オシャレ!こんな加湿器が置けるようなスタイリッシュなお家に住みたいものです。
我が家のように洗濯物が放りっぱなしの部屋には地球がひっくり返っても似合いません!笑
Wi-Fi接続が出来るので、スマホから操作が可能。日常的にスマホから操作するかは置いといて、電化製品好きには心惹かれる機能です。
ただし4万3千円ほどするので、加湿器としてはかなり高いです(2018/10/3現在)個人的には加湿器だけに4万円オーバーは出せないですね…。
- オシャレに加湿したい人
- バルミューダが好きな人
加湿&空気清浄機のオススメ
次は「加湿&空気清浄機」です。空気清浄機の機能も欲しい方はこちらから選ぶのもアリだと思います。
日立 クリエア「EP-NVG90」(気化式)
「空気清浄」「加湿」「肌保湿(強力加湿)」の3モードを中心に、空気清浄モードには「快速花粉」「脱臭」「PM2.5」「おやすみ」「eco節電」とそれぞれ特化モードが用意されている高性能な加湿空気清浄機がクリエアです。
クリエアの加湿は気化式で、加湿されるまで時間がかかるものの、電気代が安く済みます
空気清浄機で一番面倒なお手入れを自動でしてくれる「自動おそうじ機能」付きなので、ズボラな方にピッタリ!
(※加湿器部分のメンテナンスは必要です。)
ただし、高性能なりにお高い製品となっており、最新機種の「EP-NVG90」は約4万円、型落ち機種「EP-MVG90」ですら3万5千円。(共に2018/10/3現在の値段)
メインは空気清浄機能なので、加湿タンクは少し小さめです。
先ほど紹介した象印のスチーム式加湿器は3リットルですが、クリエアは2.5リットルになっています。
でも!メンテいらずで空気清浄機が使えるって良くないですか!?加湿器を買ったら空気の清浄してくれるんですよ!?
サイコーじゃないですか。
……ということで、買っちゃいました!
空気清浄機&加湿器がキターーー!! pic.twitter.com/HT0Q21hQrH
— リチャ@パパ (@papa_ritya) 2017年12月1日
加湿性能も申し分ないですし、空気もきれいになっている(気がします)!空気が乾燥しないってすごく快適!
製品自体が大きいので場所はとりますが、デザインもスタイリッシュですし大満足の買い物でした。
- お手入れしたくないけど、空気清浄機もほしい人
- 加湿以外にも、いろいろな機能がほしい人
クリエアについて記事を書いたので、少しでもクリエアが気になっている方はこちらの記事もどうぞ。
番外編〜オイルヒーター〜
最後に番外編としてオイルヒーターを紹介します。
エアコンを使用することで空気が乾燥するのなら、オイルヒーターにして「そもそも乾燥しないようにする」という選択肢もあるのです。
我が家でも最初に購入検討したのは加湿器ではなくオイルヒーターでした。
デロンギ オイルヒーター「RHJ75V0915」
オイルヒーターでは一番有名だと思うのが、デロンギのオイルヒーター。
エアコンが苦手な方も多いでしょうし、そんな方はオイルヒーター一択!
オイルヒーターの欠点として電気代の高さが上げられます。
デロンギの公式HPでは1時間17円となっており、1日8時間で1ヶ月稼働すると、約4,000円となります。エアコンとほぼ変わりませんね。
また、オイルヒーターだから空気は乾燥しないわけではなく、「乾燥しにくい」という表現が正解です。
オイルヒーターと加湿器を併用している方もいらっしゃいました。
オイルヒーターの暖まりにくさを考えると、寝室や書斎などの小さめの部屋でオイルヒーターは活躍するでしょう。
メインの暖房器具というよりはサブかなと。
- エアコン(暖房)が苦手な人
- 小さめの部屋で使いたい人
加湿器レビューまとめ
今回は「加湿器」「空気清浄機&加湿器」「オイルヒーター」と3種類に分けて乾燥対策の機器を紹介しました。
単に加湿器と言っても、今回紹介したように機能も見た目も様々な商品が多いです。正直、個人的にはどれも決め手に欠けることが多かったんですよね。
結局クリエアを購入していますが、加湿機能以外の部分(空気清浄)で購入を決定しているくらいですから(笑)
迷ったら「安い!」「見た目がいい!」「お手入れがラク!」など何か一つ優先するところを決めておくとスムーズかと思います。
ぜひ、一家に一台加湿器を!