ども!リチャです。
息子が1歳を超えるとトコトコと歩くようになり、息子と出かける世界が広がりました。
ってことで『足立区生物園』へ行って来ました。
どこそれ?”上野動物園”や”しながわ水族館”じゃないの?
その気持ちはわかります。
でもね、有名じゃないからってつまらないなんて思ってちゃ人生損!
「足立区生物園」は”ふれあい”と”子連れ”に特化した動物園で、我が家の独自アンケートでは満足度100%です!(僕と妻と息子)
- 動物たちとの”ふれあい”がテーマ
- 子連れ特化の動物園
- 小動物・魚・昆虫がメイン
足立区生物園とは
まずは「足立区生物園」について簡単に紹介します。
足立区生物園は、「ふれあい」を通じて愛情を育み、「いのち」の尊さを知ってもらう場です。
飼育する生きものは昆虫、魚類、両生類、は虫類、鳥類、哺乳類など約 300種。工夫を凝らした展示、多種多様な体験プログラム、スタッフの常駐する解説コーナーをご用意しております。
ゾウ?パンダ?キリン?そんな動物はいません。
そのかわり徹底的に子連れ特化の生物園。動物園じゃないですよ、”生物園”です。見られるのは金魚、蝶、ヘビ、カブトムシ……などなど。
正直一つ一つもちんまりしています。公園内の一区画が足立区生物園となっており、公園の方がはるかに大きいです。
で・す・が!
生き物との距離が近く、息子は大興奮。「あーーー!」「おぉ〜〜」とこれまでで一番テンションが高かったように思えます。
そんな足立区生物園の魅力を余すことなくお伝えしようとしたところ、大作の記事ができました!長文ですが、ぜひ最後までお付き合いください。
”ふれあい”を大事にする距離の近い動物園
さっきから何度もお伝えしていますが、距離感を大事にした動物園だなと思います。
生き物との距離距離がとにかく近い。
こんなに近くでチョウチョが見れたり!
こーんな大きいビニールハウスで昆虫が山ほど見れたり!
いつもどこかでイベントがやっている
子供にいいなと思った一番はこれ。何かしらのイベントが毎日必ずやっています。
ご飯がメインで、ふれあい系もあります。
衝撃だったのは、ヘビ(アオダイショウ)にネズミを食べさせるシーンを見せていたこと。正直エグいですが、こんなシーンを生で見られるのは貴重なのでは!?
壁や柵はなく本当に目の前でやっているので、小学生のお兄ちゃん・お姉ちゃんが飼育員さんにガンガン質問していました。
飼育のプロと会話できるのは子供にとってすごくいいと思う。これぞ学びというか。
園内には図鑑・絵本コーナーもあり、自由研究とかにも絶対いい。
飼育員さんはみんな優しいので、聞いたら教えてくれるんじゃないかな。スタッフさんもみなさん感じがよくて、息子にもよく話しかけてくれました。
標本の展示、作り方もある
昆虫の標本、骨格の展示もあります。珍しい昆虫の標本は大人でも興奮しますよね。
標本の作り方も説明があったりして、本当に子供心をくすぐるこの感じ。
僕も子供のころは、祖父の標本をいつも見せてもらってました。子供にとって標本は輝いて見えます。
昆虫の飼育の仕方が書いてある
「昆虫はこう育てるんやで」とアドバイスがいたるところにあります。カマキリを飼うなら虫カゴは縦置きがいいよーとか(写真見づらくてスミマセン)。
虫カゴを縦に使う発想は浮かばないですよね。プロならではなのかと。
急なカンガルー、ワラビー、フクロウ
実はカンガルーがいます。しかも上から見れる珍しいスタイル。僕が行った時は暑さでぐったりなグロッキーカンガルーでしたが。
ワラビーやフクロウなど動物園ではよく見る動物も少しだけいます。少しだけね。
生き物に優しい
足立区生物園は生き物ファースト!
エサをあげる『ふれあい時間』がウリですが、エサの量は決まっているみたいでなくなれば終わりです。
我が家は朝10時ごろに行ったのですが、すでにエサの時間が終わっていました(9時半開園)。
ふれあえる時間も決まっています。おそらく動物の健康のため、過度なストレスを与えないためでしょう。エサの量も食べ過ぎを防ぐ意味があるのかと思います。
動物を優先して快適に過ごしてもらい、その中で人ともふれあう。
個人的にはその姿勢にすごく共感できました。
季節で観察できる昆虫・動物が変わる
夏ならカブトムシだったり、ホタル鑑賞会だったり。
冬ならモコモコの羊とか、冬なのにホタルとか。
期間限定展示も多く、クモとゴキブリが展示されていて「うわあああ」となりました。。。
夜だけの限定イベント
別途料金がかかりますが、大人でも興味ありそうなイベントが盛りだくさんです。開園時間外にやってるものも多いです。
- 生物園に泊まろう!
- セミの羽化観察会
- うらがわ探検ツアー
- ニシキヘビと記念撮影
自然が少ない都会だと、こういった体験は貴重です。料金も1000円前後とリーズナブルなので、機会があればぜひ。
その日だけのイベントも多いので、事前に調べておくことをオススメします。狙って行くべし。
詳細は公式HPの「プログラム情報」から確認してみてください。
【公式HP】>>http://www.seibutuen.jp/index.html
徹底的に子連れに優しい設計
さらにさらに!設備関係も子連れ家族に優しいんです。
ベビーカー置き場、ロッカー
受付で鍵をもらえば、生物園の入り口にベビーカーをロックして置いておけます(無料)。
もちろんベビーカーでも中に入れますし段差もほとんどありません。三輪車も置いてあったので、散歩がてら来る方も多いのでしょうね。
ちなみに写真にあるロッカーも無料です(100円入れて戻ってくるタイプ)。
昼食は持ち込みで休憩所利用
2階には無料で使える休憩所があり、子供用の椅子も多くて助かります。
晴れていれば、外でピクニック気分も味わえます!
園内には飲食店はないので、ご自身でお弁当などを持ってくる必要があります(持ち込みOK)。
足立区生物園のある元渕江公園(もとふちえこうえん)の前には「スーパーオザム」というスーパーがあるので、そこで買っている方が多そうでした。
我が家はそんなこと知らなかったので、近くの「すし銚子丸」でお寿司を食べました。
土曜の12時でも待ち時間なく入れたので、普段からそんなに混んでないかもしれません。
説明書きも子ども目線
徹底的な子ども目線なので、生き物の説明書きは低い位置にあります。
また、張り紙もひらがな中心で子供にも読みやすいです。
ベビールームはパパもOK!
2階にあるベビールームは広く、設備も充実しています(防犯の観点から写真はありません)。
- オムツ替え台×2
- フィッティングボード(※)
- 授乳室、ミルク室(カーテンあり)
- 水道
- オムツ用ゴミ箱
「おとうさんもご利用下さい」と張り紙があったので、僕も入りやすかったです。
ベビールームって女性のみのところも多いので、いつも「男性禁止」の張り紙がないか探しています。なのでこういう心遣いはうれしいです。
ミルク用のお湯は常備されていませんが、1階受付に言えばもらえます。手洗い場もあるし、オムツも捨てられるし、至れり尽くせり!
ちなみに、フィッティングボードはパンツタイプのおむつを立ったまま交換できるもので、以下の画像のようなものです。ベビールームやトイレにこれがあるとめっちゃ助かります!
トイレも手洗いも子供用アリ
とことん子連れ向けけだなーと思ったのは、トイレと手洗い場に必ず子ども用があることでした。
外から建物内に戻るときも水道があり、ちゃんと子ども用が設置されています。むしろ子ども用のほうが多い!
施設自体は新しくないけどキレイ
足立区生物園は1993年に開園なので建物自体は新しくないのですが、園全体的に細かな部分までキレイです。
土曜日でも清掃されている方を二人お見かけしました。
動物園はけっこう汚れるイメージなんですけど、力を入れている部分なのかなと。
園内の客はそこまで多くない
土曜に行ったのですが、好きなタイミングに好きな動物を見られるくらいには空いていました。
1歳の息子を歩かせながら、見て回ることができたので良かったです。
人の少なさはマイナー動物園だからなのかな?
グッズも多い
足立区生物園はオリジナルグッズも多いです。
- うんちハガキ
- 羊毛ヘアゴム、ヘアピン
- 羊毛糸
これら全て、園内の動物たちのもので作っているそうです。うんちハガキなんて子どもが喜びそうですね(笑)
我が家はカエルの蛍光板を買いました。
料金・アクセス・周辺施設
足立区生物園はちょっとへんぴなところにありますが、周辺施設を紹介しますね。
料金
大人(高校生以上) | 300円 |
小人(小中学生) | 150円 |
未就学児 | 無料 |
めちゃくちゃ安いな!
この安さなら何回でも行きたくなると思います。そんな方へ、年間パスポートはこちらです。
大人(高校生以上) | 1,200円 |
小人(小中学生) | 600円 |
1年で4回行けば元が取れます。最高じゃん。
アクセス
足立区生物園はアクセスがちょっと悪いです。
詳細は公式サイトを読んでもらえればと思いますが、簡単に紹介します。
>>>足立区生物園 施設案内
徒歩
東武スカイツリーライン竹ノ塚駅から徒歩20分。
妻とふたりで歩いたことがありますが、かなり遠いです。子連れの場合、徒歩はやめておいた方がいいです。
生物園に着く前に体力使い切ります。。。
バス
東武バス・都営バスの「保木間仲通り」、東武バスの「保木間二丁目」「足立総合スポーツセンター前」から3〜6分程度です。
竹ノ塚駅や北千住駅からバスに乗車できます。
足立区生物園は元渕江公園内にある
足立区生物園は元渕江公園の中にあり、遊具・釣り堀・芝生など遊ぶ場所がたくさんあります。
生物園は再入場可能なので、生物園→公園→生物園のような繰り返しもできますよ。
駐輪場
生物園の目の前に駐輪場があります。公園自体に停められるので、便利です。
駐車場
公園の周辺に2つ提携の駐車場があります。1日最大600円。台数がやや少なめなので、車で行く際はご注意ください。土曜の14時ごろに見たら満車でした。
- 第一駐車場(足立区保木間2-22-1)駐車台数19台
- 第二駐車場(足立区保木間2-6-9)駐車台数10台
写真は第一駐車場です。
足立区生物園のオススメ生物たち
ここまで”子連れ”として最高だよ!としか言ってこなかったので、生物をほとんど紹介していませんでしたね(汗)
足立区生物園にきたらココを見てほしい!という生物たちをご紹介します。
入園してすぐあるのが『金魚の大水槽』です。
『チョウの大温室』は足立区生物園の目玉。
目の前をチョウが飛んでいきますし、
チョウの研究所もあります。たまにイベントも開催しているようですよ。
また、両生類・は虫類のコーナーが充実しています。
カエル・イグアナ・ヘビなどなど。マニアにはたまりません。
は虫類好きの妻は大興奮でニシキヘビと写真を撮っていました。息子も道連れにして…(笑)
苦手な方のために、画像小さめにしておきますね…笑
夏ならカブトムシもたくさん見れます。。
ひとつひとつの規模は小さくても、生物との距離が近くいろんな角度から見られるので他の動物園とは迫力が違います。
関東にいるとなかなか昆虫と触れ合う機会も少ないので、そういった面でも”足立区生物園”は超超超オススメな動物園です!
余談:ヒップシート大活躍
10kgオーバーの息子を抱っこしたり下ろしたりしながら数時間は腰がかなりキツイです。
ってことで、この日はヒップシートが大活躍しました。見づらいですが、写真で腰に巻いているやつです。
うちは『POLBAN(ポルバン)』を使ってます。
【ポルバンの新型です!】POLBAN HIPSEAT(ポルバンヒップシート)抱っこ紐 ヒップシート ウエストポーチタイプ
これがあるだけで腰痛持ちとしては超ラクですー。
ポルバンの詳細は妻のブログを見ていただければ。ちょっと引くほど細かく書いてるので、気になる方は下記リンクからどうぞ。
>>>【ヒップシート比較】POLBAN(ポルバン)・BABY&Me(ベビーアンドミー)使用感まとめ
まとめ:足立区生物園へ行ってみよう!
足立区生物園はいかがでしたか?魅力は伝わりましたか?
子連れの方には一度は行ってほしい。そんな動物園です。
- メインは昆虫、爬虫類、小さめの哺乳類など
- 生き物とのふれあいはもちろん、距離が近い
- 徹底的な子ども目線
- 子連れに嬉しい設備が多い
僕の印象だと90%以上が子連れのお客さんで、パパと子どもで来られているご家族もいたので、子連れ御用達なんだろうなと。
僕はもう引っ越してしまって気軽に行ける距離ではなくなったのですが、もっと行っておけばよかったなーと後悔するくらいいい場所でした。
交通アクセスだけが残念ですが、だからこその秘境感もあり、個人的にはこれまで行った動物園でNo.1かもしれません。
ぜひみなさんも足立区生物園に行ってみてください!
公式サイト→http://www.seibutuen.jp/index.html
Twitter→@seibutuen_info