今、Twitterで育児系のことをつぶやく男性のアカウント、いわゆるパパアカウントが増えています。
男性の育児参加が急務と言われている今、トレンドは『育児男子』いわゆる『イクメン』なのかもしれません。
僕も子供が生まれてすぐに子育て用のアカウントを開設しています。→@papa_ritya
そんな中で、「Twitterの育児パパアカウントでは本音が聞けないのか?」という意見を目にしました。今回はこれについて考察していきます。
僕個人の意見が大いに反映されていますので、男性全員がこうではないということを先にお断りしておきます。
男性はなぜ本音を言わないのか?
僕がこの話を目にしたのはこちらのツイートです。
育児系のアカウントですが、女性の方は本音を語っている方が多く、男性は綺麗事や理想が多い印象。
女性の気持ちを理解する上でとても参考になるのだけれど、男性の本音はどこで拾えるのだろう?
直接あって酒でも飲まんと本音は出てこないのか?— 子育てとーさん (@kosodate10_3) 2017年7月13日
なるほど。確かにと納得しました。男性の子育てアカウントで
「何がミルクあげといてねじゃー!いっつも俺があげとるんじゃー!こんにゃろーー!!もう実家帰ってやる!」
みたいなツイートは全く見ませんよね(笑)
僕のこれまでのツイートを振り返ってみると、◯◯やったぜ!とか親ばかツイートが多いなと気づきました。
嫁さん夕寝しとる間に風呂の準備して息子風呂に入れた。
風呂終わると今日は営業終了感ほんまにすごいね。— リチャ@パパ (@papa_ritya) 2017年7月8日
社内報に生まれた子供の写真載せるページあるんやけど、やっぱうちの子供が一番かわいかったわ٩( 'ω' )و
— リチャ@パパ (@papa_ritya) 2017年7月13日
では、なぜ男性はTwitterで本音を言わないのでしょうか?ぶっちゃけた話、Twitterで繋がっている多くの人は会ったこともない人なわけで、別に愚痴でもなんでも言っていいと思うんです。
とは言っても僕も愚痴なんかは言っていないな~と上記のツイートを読んで自覚しました。
これを客観的に考えてみるとこんな理由じゃないかな?と思うものが出てきたので紹介します!
奥さんと繋がっている・垢バレしている
奥さんとフォロー・フォロワーの関係、もしくは自分のアカウントが奥さんにバレている場合。
本音というのはだいたいは自分の妻に対しての文句や愚痴になってしまうはず。こういった場合は間違いなく言えませんよね。
だってすぐ伝わっちゃうんですもの。本音の部分がTwitter経由で知られてしまうと、より話がこじれます。
ん?なんで僕と妻の会話なのかって?実話だからです(笑)これは結婚式の2ヶ月前くらいですかね~大晦日とかだったかな?笑
見なきゃいいじゃんって言われても見ちゃうのがTwitter。Twitterって実は恐いんですよ。
承認欲求を満たしたいから
ネット社会になった今、『承認欲求』という言葉をよく耳にしませんか?「誰かから認められたいという感情」ですね。
これはTwitterで言えばフォロワーの数に置き換えられます。「他人から認められているからフォロワーが増える」ということなのです。
子育てアカウント界では圧倒的に女性の方が多いです。体感では8:2で女性が多いのではと思っています。
そんな子育てTwitter界で自分の妻の愚痴ばかり言っていたら、他人とはいえ女性の愚痴なので、敬遠される対象になってしまう。という防衛反応が働くのかもしれません。
だから綺麗事ばかり言って無難なことを言っているのではなかろうか。
褒められたい
これは承認欲求と似ていますが、結局褒められたくないですか?
ミルクあげた、オムツ替えた、お風呂入れた・・・子育てしていたら当たり前なんですけどね。
でもTwitterでそういう普通のことを呟いただけで「すごいですねー」と言ってくれたり、いいねボタン押してくれたり。親バカでも許してくれるんですよ。
育児って褒められる為にやるものではないですが、褒められると嬉しいものですよね。またやる気が出てくるんですよ。
どうせ書くなら愚痴を書くよりも、褒められることで育児に対するやる気が出る方が合理的ですよね。男は合理的な生き物なのです。
愚痴用アカウントを別で開設している
実はこれが多いんじゃないかなと思っています。最近では一人複数アカウント持っていることもザラですからね。
育児については育児アカウント、愚痴に関しては愚痴アカウント(裏垢)と使い分けている可能性があります。使い分けることで、上記の承認欲求と愚痴が同時に満たせられるということですね!
僕も育児垢(@papa_ritya)と昔からの普通のアカウントを持っています。今は育児垢でばかり呟いていますけどね。
僕の場合は両方共妻にバレているので、どっちにしろ愚痴は言えませんが(笑)
男性は本当に本音は言っていないのか?
そもそも男の本音って何なのでしょう?
いきなり哲学めいた話になってしまいましたが、僕もここまで書いていて気付いたのですが、「男の本音=妻の愚痴」として書いていたんですよ。
男の本音とは?
冒頭で紹介した"子育てとーさん"さんのツイートの意味合いとしては、奥さんの愚痴を聞きたいわけではないと思っています。
「はー家事やろうとしたら泣くし、今日は子供機嫌悪いし。。。もうやだ。」
「俺も外に出たい。」
「夜寝られないーーーー」
こういう本音を聞きたいんじゃないのかな~と僕は勝手に理解しました。もしかしたら妻の愚痴を聞きたいのかもしれませんが(笑)
綺麗事も理想も本音
では男性はTwitterで本音を言っていないのか?
僕はそんなことはないと思っています。綺麗事も理想も本音ではないでしょうか。
男性がどれだけ育児を頑張っていると言っても、女性の方が育児をしているでしょう。ママよりパパの方が育児に関わる時間が長いご家庭というのはごく少数なはずです。
我が家でも正直育児に関しての割合は7:3~8:2くらいで妻の方が多いと思っています。僕は仕事、妻は育休中ですし、仕方のない部分はありますがね。
女性は、実務者として現実的な考えになり、愚痴も出てくる。
男性は、育児に関わる時間が少ない分、現実問題を把握できず理想論が多くなってしまう。
こういう理由なのではないかと僕は考えました。だから、綺麗事も理想も男性の本音なんですよ。
それが女性を苦しめたりするんですがね。。。なんか現場を知らない上司があれこれ口出す感じですね(笑)
口に出していればいつかは本当になる
Twitterで理想論を言うことはメリットもあって、Twitterで言うことで「やらなければいけない使命感」が生まれるんです。
「お風呂に一人で入れるぞ!」
「今日は妻に変わって夜勤するぞ!」
こう呟いてしまえば後戻りはできないんですよ。その時にはやる気がなくなっていたとしても、「やるかー」という気持ちになります。
僕はこれやるぞ!ってことがあればだいたいTwitterにつぶやいておいて、きちんと実行します。終わったら報告もします。
そうすると承認欲求も満たされるので「俺、やったなー」という達成感が生まれて個人的には最高です。
ぶっちゃけやってもやらなくてもバレないんですけどね(笑)
まとめ
Twitterでの男の本音についてお話してきましたが、個人的には『どれも本音』というところへ行き着きました。
綺麗事でも理想論でも口に出していればいつかは本当になる可能性はあります。なのでTwitterで綺麗事ばかりつぶやくことも意味があるんじゃないかなーと感じています。
僕もTwitterをしていなかったらここまで子育てをしていなかったかもしれません。
確かに、パパのみなさんの愚痴も聞きたい気持ちはありますが、飲みにでも行ったときに聞ければいいかなー(笑)
僕のTwitterはこちら→@papa_ritya