夫が家事をしない、妻に家事して欲しいと言われてもやる気が出ない・・・
このように夫婦での家事分担で困っている方はいませんか?
僕も元々全く家事はしないタイプでしたが、あることを心がけるだけで夫婦間での家事をうまく分担できるようになりました。
それは、
「やりたいことを声に出して相手に伝えること」
これをするだけで、我が家では家事分担ができ、夫婦仲も良くなったんです!
今回は、我が家で実践している“やりたいことの声出し運動”についてご紹介します!
やりたいことの声出し運動とは
冒頭でもお伝えした通り、我が家では“やりたいことの声出し運動”を行っています。
なぜわざわざ声に出す必要があるのでしょうか?
そんなことから、声出しのメリットまでお伝えしようと思います。
始まりは僕の家事参加のために妻が始めた
”声出し運動”が始まったのは、全く家事をしない僕に妻がキレて見かねたことがキッカケです。
当初は妻から依頼のあった家事をこなすのが僕の仕事でした。
指示しないと動けねーのかよ!と言われかねませんが、当時の僕は指示待ち人間でした。
当時はまだ家事分担ではなく家事手伝いという感じで、妻がやっている家事の一部を僕が手伝うという形でした。
もちろん、依頼された分の家事しかやりません。
そこで“声出し運動”の登場です!
始めた当時、声に出すのは家事の内容ばかりでした。妻が「今日は食器洗う。お風呂掃除する」と声に出します。
そうすると「あ、やらなきゃいけない家事があるな」と僕も把握できるので、自分で動いて家事をするようになりました。
こう文字にすると妻に操作されてる感があるな・・・・でも良いんです、それで丸く収まるなら。
「これやってあれやって」と言われるより、自発的に動いている感じがあって個人的には好きです。
最近は言われなくても自分から家事をするようになりました。休日は僕の方が早く起きて食器洗いと洗濯をするのが日課です。
家事嫌いがなぜ自ら家事をするようになったのか?
「本当に声出ししただけで家事嫌いの夫が家事をやるようになるの・・・?」と感じる方も多いかと思います。
"声出し運動"を始めたころは、僕も嫌々家事をやっていました。
しかし、家事をするようになってから、「いかに家事が大変な仕事か」を肌で感じることができたのです。
お風呂の汚れは簡単には取れないし、生ゴミとか触りたくないし、ゴミ箱からゴミ袋へ移動させるだけでも面倒だし、そもそもすごい大変。時間がかかる。
と一念発起して家事をやるようになったのです。
この頃から家事は二人でやるようになったので、お互いに自由な時間も増えてイライラすることも減りました!
「家事やってよ!」「それはそっちの仕事でしょ!?」
と喧嘩する前に自分から終わらせておく。それだけで我が家は平和です。
いつのまにかやりたいことを声に出すように
始めは「家事の声出し運動」だったのですが、いつのまにか家事だけでなく、育児や自分のやりたいことをお互い声に出すようになりました。
こんな感じです。実際はこのように一気に言うわけじゃなく、「掃除しなきゃなー」「眠いなー」って小出しにしています。
このやりたいことを声に出すことが結構いいんです。
これは我が家でよくある実際の会話です。
最近は生後一ヶ月半の息子の面倒のため妻は寝不足気味なので、僕が休みの日は妻に1~2時間程の自由な時間を取ってもらっています。
寝ていいよという意味なのですが、妻は結局寝ずにずっとスマホをいじってたりしますがね(笑)それでもリフレッシュできるみたいなのでOKです。
逆に僕が自由時間を貰うこともあります。ギブアンドテイクですね。
このやりたいことを口に出すことで
「○○やりたいなー→じゃあそれができるよう△△をやるよ」
という気付きにも繋がるのかなと思います。
"声出し"ではなく"家事の見える化(可視化)"ではダメなのか?
"声出し運動"の前に"家事の見える化"を我が家でもやりました。
家事の見える化というのはこちらの『赤すぐ』の記事のようにタスク整理したり、家事分担表を作ったりすることです。可視化することで、「家事って大変」という意識を植え付け、分担することが目的です。
しかし、結局我が家では定着化せず、2ヶ月もした頃にはやめちゃいました。
理由は分担表を作るのが面倒くさいから。そのため我が家では“家事の可視化”ではなく今回紹介している“やりたいことの声出し”になりました。
声だけなら超ラクチン。事前準備が何もいりませんからね。
言うだけじゃやらない!という人は少し面倒でも紙に書いて目につくところに貼るなり、ホワイトボードを利用するなりして家事の可視化をした方が良いと思います。
先程紹介した『赤すぐ』の記事以外にも、『LIMIA』というサイトでも可視化ボードの作り方を紹介していました。
『LIMIA』はアプリでも見ることができますよ。個人的にはアプリからの方が見やすいと思います。
LIMIA (リミア) - 家事・暮らしのアイデアアプリ
LIMIA, Inc.無料posted withアプリーチ
妻の「○○やってくれてもいいんだよ」はやってくれのサイン
妻が
「トイレ掃除やってくれてもいいんだよ」
と言うときはだいたい言葉の裏があり
「トイレ掃除やってくれないかなーっていうかたまにはしろよ」
という意味が込められています。
しばらくは「やらなあかんなー」みたいな感じで流していたのですが、一度爆発されたんですよね。。。
本音を言えば「だったらそう言ってくれよ」と思うのですが、その時はグッと言葉を飲み込みました。
これもある意味声出し運動ですね。
どうしても家事をしたくないとき
どーーーしても家事をしたくないときがありませんか?
僕はあります。もう一歩もその場から動きたくないときが(笑)
家事をしたくない時、僕は育児をします。
「僕が息子を見ておくから家事お願いしていい?」
このようにもちろん下手に出ます(笑)
これはただ単に“僕が息子といたい”という理由もありますが、妻はいつも息子といるので“たまには離れて気分転換してもらう”という意味も含まれています。
子供はかわいいですが、ずーーっと一緒にいるとそれはそれで滅入っちゃいますからね。
「んーいや、私が息子見てるよー」と言われることも。。。そういうときは大人しく僕が家事します(笑)
まとめ
我が家ではやりたいこと声出し運動のおかげで、お互いを理解しサポートし合って快適な生活ができています。
- 今どんなことを抱えているのか相手に伝えられる
- 自分がやりたくないことを相手がやってくれるかもしれない
- 夫婦円満になる
パパの育児参加がいろいろ言われている時代ですが、家事も立派な育児です。
パパも日頃から率先して家事をすることで、「あれやらなきゃなー・・・」と声出ししたときに「やっとくよ!」と言ってもらえるかもしれません。
“やりたいことの声出し化運動”
夫婦の家事分担にお悩みのあなたに、ぜひオススメです。