
突然ですがみなさん、子供の好きなものが自分は苦手なものだった場合どうしますか?
諦めますか?パートナー(夫・妻)に任せますか?
いやいや、やっぱり苦手でも自分から子供の興味の対象には関わらないと!
今回はたとえ自分の苦手なものだったとしても、きちんと向き合うのが親なのではないか?と気付いたことについて書いていきます。
キーワードは「苦手なものにも興味を持つ」です。
子供の好きなものってなんだろう
そもそも子供の好きなものってなんだろうと考えてみました。ここで言う子供は0~5歳をメインに小学生くらいまで、かつ食べ物でないものを想定しています。
僕の思いつく子供の好きなもの
- 乗り物全般(車、電車、飛行機など)
- 動物
- 虫
- アンパンマン
他にもたくさんありますが、僕自身興味のないものしか思いつきませんでした・・・
乗り物にはまるで興味がない。自分の車は乗れればなんでもいいです。
そして、虫は本当に苦手。子供に大人気の虫の王様・カブト虫はゴ◯ブリに見えてしまいます。。。
これでも子供のころはカブト虫を飼って、幼虫から孵化させたりしてたんですよ!
子供の頃はあんなに平気だったのに、いつの間にか虫全般が触ることすらできないくらい苦手に。
以前、家の中に手のひらサイズの蛾が侵入してきたときは、大騒ぎでしたよ。。。
自分が大人になればなるほど、よく見れば見るほど虫の造形が凄いというか怖い。どうでもいいですけど、 昆虫は宇宙人説(宇宙から来た説)ありませんでしたっけ? 僕宇宙人も苦手なんですよね。
「子供が虫好きになったらどうする?」
妻と子供が大きくなったときの話をたまにします。その中で虫の話が出たことがあります。
僕は虫が大の苦手ですが、妻は虫が平気(クモは除く)なので、特に違和感もなくこれでいいと思っていました。
でも、これは子育てで一番やってはいけない「ただの丸投げ」ということに後々気付くのです。
子供のパワーは百万馬力
僕が「妻に任せるというのはただの丸投げだ」と気づいたのはTwitterでのあるツイートがきっかけでした。
と、私の手から男児の手に移動させて一緒にうふうふしたんだが、男児には見えない聞こえないように、母親さんが「知らない方に、ほんとにすみません。うちの子、虫が好きで、連れてきたんですけど、私はすごい苦手で、見てるのやっとで、(続く
— 玉川数 @『里山奇談』発売中 (@tamazzo) 2017年9月26日
でも、子供すっごい楽しそうに見てるの。トリハダ立つほど虫が苦手でも、この若いお母さんは、子供の前で一度も「虫が気持ち悪い」とか言ったこと無いんだろう。嫌な顔もしないように頑張ったんだろう。(続く
— 玉川数 @『里山奇談』発売中 (@tamazzo) 2017年9月26日
子供のパワーってすごいなと思いますね。
自分は鳥肌が立つくらい苦手なのに、子供の為に一緒に見に行くこのお母さんはすごいと思います。尊敬します。そして、親ってこうあるべきなんだと気付かせてくれました。
子供が生まれる前に妻と動植物園行ったときに虫とのふれあいコーナーがありました。僕は全く近づけず、妻だけが近寄っていった経験があります。
でも、子供がいたらそうは言っていられないですよね。
「パパは虫嫌いだからあっち行こう」
って言葉で子供が落胆し、せっかくの興味を持つキッカケをなくしてしまうかもしれません。
だから、もし子供が大きくなって「わー虫だー!」って走っていったら付いて行こう。もちろん苦手だけど、苦手なものは苦手と伝えられて、それを理解してくれるような子供に育ってくれたら嬉しいな。
みたいなね。会話は妄想です(笑)
自分の興味のその先を見ていきたい
僕は『自分が興味あることしか見たり行動したりしません』。その先というものがないのです。
妻は僕が好きなスポーツ観戦に興味はないですが、僕がテレビで観ていると「あれはどういうこと?これは?」と興味を示してくれます。
妻が言うに「自分の好きな人が興味を持っているものには興味がある」というのですが、僕は妻が好きなものでも興味がない。
もちろん息子は好きです。どんな行動するのか毎日楽しみです。
でも、息子が興味を示しているオモチャにはそこまで興味はありません。
「ここが噛めて、ここが引っ張れて、ここが持ちやすいのかー」とかその程度ですね。
「このオモチャと遊んでいる息子が好き」なだけで、今のところその先には余り興味がないんです。
そこを直していこうかなと。
興味のその先にさらに興味を持とう。興味の連鎖が生まれれば、また新たな発見があるかもしれませんし。
虫は苦手だけど、子供が虫に興味を持ったら、僕は蝶くらいから始めてもいいですか?笑
子育ては苦手克服の連続なのかもしれない
早起き、家事、そして虫・・・
僕にとって「子育て」とは苦手を克服する連続です。まぁ虫はまだ予測ですが(笑)
もちろん、「家事は元からするべきでしょ」という声もあると思います。甘んじて受け入れます。女性も家事が嫌いな人は多数いますもんね。すみません。
早起きが苦手、料理が苦手。苦手でも嫌いでもやらなければならないのが子育てなんだなーと。
超絶朝が弱い僕にとって、早朝5時とかに息子が「あうあうあうあーーーーむきゃあああ!!!!」って叫ぶのは鈍器で殴られてるのと同じ。
それを毎日やるのが子育てなんですよね・・・毎日やってくれてる妻に感謝しなきゃ。土日くらいは早起きがんばろ。
— リチャ@パパ (@papa_ritya) 2017年10月14日
この僕のツイートに賛同して下さる方は多かったです。ママもパパも苦手なんて言ってる暇もなく、毎日子育てやっているんですよね・・・!
まとめ
「ママが一緒に見てくれるよー」
っていうのは「育児からの逃げ」であり、「当事者意識のなさ」かなと思います。
僕も当事者意識のなさから、妻に任せるような発言をしていたことを反省しています。
息子が大きくなるにつれて、興味を持つものは増えていくと思います。自分の子供とはいえ別の人間ですし、お互いの好き嫌いが異なることは普通ですよね。
息子の意見は尊重しつつ、僕も一緒に楽しめるようになれるといいな。と改めて考えさせられました。