
現代では車を持つハードルが上がっています。
子持ち世帯でも車ナシのおうちは多いのではないでしょうか。
我が家も妻と息子の3人家族ですが、マイカーは持っていません。
もともとカーシェアリングに登録していましたが、チャイルドシートがないので息子が生まれてからは一切使っていませんでした…。
……と思ったのですが、解約の前に「カーシェア×チャイルドシート」の可能性を模索してみました。
子持ち家庭でもカーシェアを使う方法はあります!
今回は、子連れでもカーシェアリングを利用できる3つの方法を紹介します。
- チャイルドシートを購入
- チャイルドシートをレンタル
- チャイルドシート付きのカレコ・カーシェアリングクラブ
もくじ
【方法1】チャイルドシートを購入
まずは王道、「チャイルドシートを買う」方法です。
チャイルドシートを持っていれば、カーシェア・レンタカー・友人知人の車にも設置することができますね。
……となる方はほとんどいない気がします(書いておいてなんですが)。
近い将来に車を購入する人、もしくは知り合いからいらなくなったチャイルドシートを譲ってもらうことが現実的かもしれません。
- 気軽に使える
- あまり使わないのに高額
- カーシェアに乗るたびの設置が大変
「トラベルベスト」を買う
お子さんが1歳以上なら「トラベルベスト」を購入してみるのはありです!
- チャイルドシートに比べて値段が安い
- 持ち運びやすい
- 1歳(9kg)~7歳まで使える
「トラベルベスト」なら手が出しやすい値段ですし、7歳まで使えるのでコスパもいいです。我が家も実際に購入しました。

1歳4ヶ月の息子と一緒に片道2時間の旅行に出掛けましたが、チャイルドシート並に安定していました。
息子も気に入ったようで、自ら座っていました。むしろ「早く乗せろ」と泣かれるくらい(笑)
肩紐通すだけなので装着も楽ちんです。
対応年齢が4歳までになりますが、キャリーバッグに入るほどの大きさになる別タイプもあります。
公式サイトで「カーシェアリングに最適」と紹介されていて、上記の「トラベルベストECFix」よりも安いです。
世界で唯一の携帯型子供用シートベルト「スマートキッズベルト」
トラベルベストよりも簡易的な「スマートキッズベルト」が2019年4月に発売となりました。
スマートキッズベルトは日本・アメリカ・ヨーロッパの安全基準を満たしており、きちんと日本の警察庁から許可されています。
適用年齢 | 3歳〜12歳 |
適用体重 | 15kg〜36kg |
製品重量 | 120g |
安全基準 | Eマーク適合(日本) 道路交通法第71条の3 第3項適合(日本) FMVSS 213適合(US) ECE R44 04適合(EU) |
>>>警察庁の回答(PDF)
チャイルドシート一体型ベビーカーを買う
「トラベルシステム」という、チャイルドシートとしても活躍できるベビーカーが最近人気です。海外ではこのタイプが主流みたいですね。
アップリカのトラベルシステムベビーカーはチャイルドシートやバウンサーと使い分けができるタイプです。
- ベビーカーとチャイルドシートを一つにできる
- 値段が高い
- 利用できる期間が短い(最大2歳ごろまで)
【方法2】チャイルドシートをレンタルする
と躊躇してしまう方はレンタルしましょう。
レンタル先やチャイルドシートの種類にもよりますが、一ヶ月レンタルで3,000円程度。
僕は帰省時にレンタルを利用していましたが、正直面倒です。まして、普段から気軽に使いたいカーシェアとしては現実的な方法ではありません。
【方法1】で紹介した「トラベルベスト」なら4歳まで使えて約1万円です。
レンタル1回3,000円で考えると3回で9,000円、カーシェアの利用が年に数回でも十分に元が取れてしまいます。
- 費用が抑えられる
- 手続き・返却が面倒
- 予約済で借りられないことがある
【方法3】チャイルドシート付きのカーシェア「カレコ」
チャイルドシートが備え付けでカーシェアしているサービスもあります。
この「カレコ」は0〜4歳のチャイルドシート付き車両が借りられる、珍しいカーシェアです。
チャイルドシート付き車両が借りられるステーションは、東京・神奈川・千葉・埼玉に54ヶ所。
またチャイルドシートがついていない車両でも、三井のリハウスにて無料で借りられます。こちらは関東39ヶ所、関西に8ヶ所。
そんなあなたに「月会費無料プラン」をオススメします!
通常のカーシェアだと月額料金がかかるところ、「無料プラン」があるのがカレコの特徴です。
スマホアプリで気軽に予約~乗車までできるので、東京への旅行などでも役立つのでは!
カレコは2017年からかなり伸びているカーシェアリングサービスで、今後チャイルドシート設置車両がドンドン増えていく可能性も大いにあります。
- 月額無料プランあり
- 料金は通常のカーシェアより安い
- 借りられる場所が少ない
dカーシェアも選択肢の一つ
実はカレコを使う方法はもう一つあります。
dカーシェアというサービスを使います!
dカーシェアは、カレコ・オリックス・カリテコの3社のカーシェアサービスをまとめて使えるサービスです。
月額無料で使えて、利用料金もカレコと変わりません。いざというときに使えるカーシェアが増えるという意味でオトクかと。
逆にカレコの「月額980円で利用料金が安いプラン」は利用できないので、向き不向きはあると思います。
Tポイントを集めている人はカレコ、dポイントを集めている人はdカーシェア。
なんて使い分けも面白いかもしれません。
>>dカーシェア
チャイルドシートをカーシェアに載せてみた
実際にカーシェアをして、チャイルドシートを載せてみました。
我が家のチャイルドシートは懸賞で当たったものです。ここまで紹介しておいて懸賞かい!っていうツッコミはなしでお願いします(笑)
型は違いますが、こちらの商品を持っています。
今回は家の近くにある『チャイルドシートを車にセッティング
車を家に横付けし、チャイルドシートをセットします。
付け方がわからず、四苦八苦しながら30分掛かりました。2月にも関わらず汗だくです。
いざ、息子を乗せて出発!
息子は乗り心地良さげに揺られていました。
まぁ泣きましたけどね。車に揺られていれば、ご機嫌でした。
このチャイルドシートは高いだけあってか、息子も収まりよく乗ってくれたようです。
チャイルドシートを持参した感想
チャイルドシートがあれば便利だと思います!
家から徒歩圏内にカーシェアがあれば気軽に使えるし、維持費もかかりません。
(『カレコ・カーシェアリングクラブ』なら月額無料プランでタダ!『
タイムズカーシェア』なら月額1,000円です。)
と言っても、毎回チャイルドシートの着脱を行うのはかなり面倒ですね。
取り付けの安全確認も綿密にしなければならないですし、時間が掛かります。
やはり何度も言うように、着脱のラクさを考えるなら「トラベルベスト」がオススメ。
ISOFIX対応なので取り付けもラクチン。2012年7月以降に購入した乗用車なら必ずISOFIXに対応しています。もちろんシートベルトでもつけられますよ。
(※ISOFIXについては公式サイトをどうぞ→トラベルベストEC Fix|日本育児)
余談:タイムズカーシェアの標準装備
タイムズの車にはジュニアシートが1つ標準装備されています。
お子さんが4歳以上の場合は、自分で準備する必要はありませんね。
(子どもが2人以上の場合は自分で準備が必要)
また、ベビーカーもトランクにギリギリ乗りました。今回借りたのは日産のノート。
乗せたベビーカーはコンビのメチャカルシリーズです。
結論:「カーシェア×チャイルドシート」はこう使う!
1、『タイムズカーシェア』×トラベルベスト
全国に1万か所以上のカーシェアステーションがある「タイムズ」はカーシェアを月イチ以上使う方ならオススメです。
月額1,000円は利用さえすれば割引されて、実質0円なので。
ただしチャイルドシートはついていないので、「トラベルベスト」を購入することで補完しましょう。
旅行に持ち歩きもできるサイズなので、元は確実にとれますよ。
2020年05月31日までの入会で2ヶ月間の月額無料キャンペーン中ですので、試すなら今です!
>>>タイムズカーシェア
2、『カレコ』のチャイルドシート付き
関東在住(特に東京)なのであれば、「カレコ・カーシェアリングクラブ」は登録しておいて損はありません。
なんたってチャイルドシート付き車両アリ&無料プランで維持費なし!ですから。
その上でdカーシェアやタイムズカーシェアとの併用などを考えてみるのもアリだと思います。
車を買うまでのつなぎとしてカーシェアはオススメ
正直、子供のことを考えると車は欲しいです。
カーシェアは便利ですが予約でいっぱいだと使えませんし、子どもの体調不良での緊急時に車は使いたいです。
車を買うまでの繋ぎとしてカーシェアは良いサービスなので、僕はこれからも使っていきます。